肝疾患医療センター 市民公開講座「みんなの肝臓病講座」を開講 ~アルコールを飲まない人も要注意!脂肪肝の種類と食事管理について~

2018年03月08日

東海大学医学部付属病院では、3月17日(土)11:00より、本学伊勢原キャンパス5号館(病院棟)5階会議室において、肝疾患医療センター市民公開講座「みんなの肝臓病講座」を開講いたします。本講座は主に脂肪肝などの肝疾患を有する患者さま、ならびにそのご家族、保健医療福祉関係者を対象としておりますが、肝疾患に関心をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。
今回の「みんなの肝臓病講座」のテーマは、肝臓に脂肪が多く溜まった状態を指す「脂肪肝」です。脂肪肝には、お酒の飲みすぎによるアルコール性脂肪肝と、お酒の摂取に関係なく発症する非アルコール性の脂肪肝があります。非アルコール性脂肪肝の中でも、脂肪肝から脂肪肝炎や肝硬変に進行した状態までを含む肝臓病全体を「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」と呼び、NAFLDのうち、症状が軽くほとんど進行しないものが「単純性脂肪肝(NAFL)」、症状が徐々に悪化して肝硬変や肝がんなどに進行する恐れのあるものが「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」です。講座では、「脂肪肝・NASHについて」「脂肪肝・NASHの食事管理について」「超音波(エコー)検査について」の3項目に関して、専門医や管理栄養士、生理検査室の担当技師がそれぞれわかりやすく解説します。
当院は、肝炎対策基本法に基づき、神奈川県から「肝疾患診療連携拠点病院」に指定されており、肝疾患医療センターが中心となって、地域医療機関や専門医療機関との連携を推進するほか、肝疾患をお持ちの方やそのご家族、地域の皆さまを対象とする公開講座の開催や相談窓口の設置など、肝疾患に関する情報を積極的に提供しています。

■開催概要
日  時:2018年3月17日(土)11:00~12:00
会  場:東海大学伊勢原キャンパス5号館(病院棟)5階会議室(神奈川県伊勢原市下糟屋143)
内  容:◆「脂肪肝・NASHについて」講師/鶴谷 康太(東海大学医学部 消化器内科学 助教)
     ◆「脂肪肝・NASHの食事管理について」講師/東海大学医学部付属病院 管理栄養士
     ◆「超音波(エコー)検査について」講師/東海大学医学部付属病院 生理検査室 担当者
定  員:30名
参加方法:事前申込制ではありませんので、当日直接会場にお越しください。
参 加 費:無料
主  催:東海大学医学部付属病院

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

一覧へ戻る