東海大学公開講座「東日本大震災による放射性物質の海洋環境への広がりと海洋生物への影響」を開催

2018年02月09日

東海大学では、2月24日(土)15:00より、本学マルチメディアホールにおいて、東海大学公開講座「東日本大震災による放射性物質の海洋環境への広がりと海洋生物への影響」を開催いたします。
2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う大津波と福島第一原子力発電所の事故によって大量の有害化学物質と放射性物質が海に流出しました。また、原発から大気に放出された放射性物質は風によって運ばれた後、太平洋上に落下し、海洋に直接投棄され、海水の流れとともに太平洋全域に広がりつつあります。現在、これらの放射性物質の広がりとその行く先、海洋生物への影響が、少しずつ明らかになりつつあります。
当日は、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故で、直後の海洋への放射能汚染調査に海洋学会として取り組み、米国船での国際共同海洋放射能調査プロジェクトを主導した植松光夫氏(東京大学大気海洋研究所附属国際連携研究センター長、教授)から、放射性物質の広がりや海洋生物への影響について解説していただきます。

■開催概要
日時:2018年2月24日(土)15:00~16:00
会場:東海大学札幌キャンパス マルチメディアホール(所在地:札幌市南区南沢5条1-1-1)
講師:植松光夫氏(東京大学大気海洋研究所附属国際連携研究センター長、教授)
入場:無料(申込み不要)

■講師略歴
植松光夫氏(東京大学大気海洋研究所附属国際連携研究センター長、教授)
1980年北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了。米国ロードアイランド大学海洋学大学院研究員、北海道東海大学工学部海洋開発工学科教授等を経て現職。2016年度海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)など受賞。海洋や地球環境に関する著書多数。

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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