講演会「『認知症とテクノロジー』について」を開催~排泄予知デバイスの紹介やデイサービス現場でのロボット活用報告など~

2018年01月30日

東海大学医学部付属病院では、2月27日(火)13:30より、本学伊勢原キャンパス1号館2階 講堂Aにおいて、一般の皆さまや神奈川県内の保健・医療・福祉従事者を対象とする講演会「『認知症とテクノロジー』について」を開催いたします。
当日は、基調講演として、慶應義塾大学医学部精神・神経科学 講師の岸本泰士郎氏をお招きし、「精神疾患・認知症診断におけるテクノロジー利活用の課題と展望」と題してお話いただきます。さらに、「IoTセンサー活用での生活リズム変動検知による認知症への取組み」「排泄予知デバイスDFreeの紹介と認知症患者へのDFreeを使った排泄ケア事例について」「ロボットを活用したリハビリ型デイサービスの成果報告」の3講演を予定。テクノロジーが開く認知症介護の可能性を探ります。
内閣府の「平成28年版高齢社会白書」によると、2025年には65歳以上の高齢者人口が3,657万人に達し、3人に1人が高齢者になると予測されています。また、全国の認知症患者数は700万人と推計されており、これは高齢者の5人に1人が認知症という計算になります。介護を必要とする人が増加する一方で、「介護業界の人手不足」や「介護離職」など、介護する側の負担が懸念される中、医療・介護現場におけるIoTをはじめとするテクノロジーの活用は、介護者の負担軽減にもつながると期待されています。

■開催概要
日   時:2018年2月27日(火)13:30~16:30(受付13:00~)
会   場:東海大学伊勢原キャンパス1号館2階 講堂A(所在地:神奈川県伊勢原市下糟屋143)
プログラム:13:00 受付
      13:30 開会の挨拶◆瀧澤 俊也(本学医学部 副学部長、本学医学部付属病院認知症疾患医療センター長)
      13:40 基調講演 司会/松本 英夫(本学医学部精神科学 教授)
         「精神疾患・認知症診断におけるテクノロジー利活用の課題と展望」
          ◆講師/岸本 泰士郎氏(慶應義塾大学医学部精神・神経科学 講師)
      14:30 質疑応答(5分)
      14:35 休憩(10分)
      14:45 一般講演 司会/瀧澤 俊也、大村 里枝(本学医学部付属病院看護部 外来師長)
          講演①「IoTセンサー活用での生活リズム変動検知による認知症への取組み」
          ◆講師/小川 誠氏(株式会社Z-Works 代表取締役社長)
      15:15 質疑応答(5分)
      15:20 講演②「排泄予知デバイスDFreeの紹介と認知症患者へのDFreeを使った排泄ケア事例について」
          ◆講師/中西 敦士氏(トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 代表取締役社長)
      15:50 質疑応答(5分)
      15:55 講演③「ロボットを活用したリハビリ型デイサービスの成果報告」
          ◆講師/竹内 洋司氏(株式会社インシーク 代表取締役社長)
      16:25 質疑応答(5分)
      16:30 閉会の挨拶 ◆坂部 貢(本学医学部 学部長)
参 加 費:無料
定   員:200名(事前申込み制)
申込 方法:「住所・氏名・年齢・電話番号」を明記の上、下記方法にてお申込み下さい。
      ※応募者多数の場合は、先着順とさせていただきます。
      はがき/〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143 東海大学伊勢原総務課 認知症研修係
      TEL/0463-93-1121(内線2014) FAX/0463-94-9058 E-mail/i-soumu@tsc.u-tokai.ac.jp
主   催:東海大学医学部付属病院
後   援:伊勢原市

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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