阿蘇地域の農業を担う高校生対象に援農PJT学生が「特別講師授業」実施 ~食と農林業大学生アワード「農水大臣賞受賞」の学生と高校生が阿蘇の農業の将来を考える~

2018年02月19日

「食と農林業大学生アワード」受賞式の様子
東海大学[九州キャンパス]の学生プロジェクト「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」では、2月26日(月)11:00から、阿蘇中央高等学校阿蘇清峰校舎春牧農場(阿蘇市一の宮町宮地4131番地)にて、同校農業食品科1年生を対象にした「特別講師授業」を実施いたします。
この「特別講師授業」は、阿蘇地域の農業の活性化を目指して活動する本プロジェクトに対し、同校側から阿蘇地域で農業を学ぶ高校生とともに、熊本地震で被災した阿蘇の農業の将来を考える場を持てないかとの要請があって実現したものです。
当日は、同校農業食品科1年生の科目「農業と環境」の授業内で、本プロジェクトが「第6回食と農林業大学生アワード2017」において農林水産大臣賞を受賞した際のプレゼンテーションで用いたスライドを使って、援農活動の概要とそれにかける思いを紹介。続けて、「熊本地震と東海大学農学部のその後、阿蘇の復興への思い」のテーマで講演します。さらに、授業後半では「阿蘇の農業復興に向けて、大学生と高校生が協力して取り組めること」のテーマで、高校生たちと本プロジェクトの学生メンバーがグループディスカッションを行います。
「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」は、農学部の学生が中心となって自主的に立ち上げた、本学チャレンジセンターの学生プロジェクトで、地域農業の実態を学びながら改善策を模索し、その活性化に貢献していくことを目的として2008年度から活動しています。熊本地震後は、活動の回数・期間をこれまで以上に増やし、主体的に活動の場を広げています。

■実施概要
日 時:2018年2月26日(月)11:00~12:30
会 場:阿蘇中央高等学校 阿蘇清峰校舎春牧農場「園芸教室」(阿蘇市小野田1646)
内 容:◆講演1.「第6回食と農林業大学生アワード」農林水産大臣賞受賞作品「活動概要と私たちの思い」
    ◆講演2.「熊本地震と東海大学農学部のその後、阿蘇の復興への思い」
    ◆グループディスカッション テーマ「阿蘇の農業復興に向けて、大学生と高校生が協力して取り組めること」
参加者:阿蘇中央高等学校農業食品科1年生 40名(予定)
    本学チャレンジセンター阿蘇援農コミュニティープロジェクトメンバー 4名(予定)

■東海大学チャレンジセンターについて
東海大学チャレンジセンターは、社会で活躍するために必要となる「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を身に付けるための場を学生たちに提供しています。学部・学科を超えた多くの学生が集まってプロジェクト活動を推進したり、チャレンジセンター科目を履修したりするなどの学びを通じて、これらの4つの力を育成することを目指しています。同センターでは、学生たちの活動スペースを提供しているほか、プロジェクトに必要な機材などの費用を支援金として支給。また、専任の職員がプロジェクトコーディネーターとしてプロジェクトの進行状況を把握するとともに、学生からの相談への対応やプロジェクトを円滑に推進するための指導を行います。専門的知識を持った教員がアドバイザーとして指導・助言を行うことも大きな特徴です。

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

一覧へ戻る