東海大学［湘南キャンパス］スチューデントアチーブメントセンターの学生プロジェクト「Tokai International Communication Club（以下TICC）」では、来る3月13日（日）14：00より、秦野市内の小学生を対象とした異文化理解ワークショップ「世界の国々を知ろう！～ブラジル連邦共和国～」をオンラインで実施いたします。

本ワークショップは、近隣の小学生を対象に、外国に対する差別や偏見をなくし、国際的な視野を広げてもらおうと、秦野市教育委員会後援のもと、2015年からTICCが実施している取り組みです。新型コロナウイルス感染症の影響で、今回が2年ぶりの開催となります。

今回取り上げる国は、在住者が500名弱※と、秦野市内の外国籍在住者数で中国、ベトナムに次いで3番目に多い「ブラジル」です。サッカーが強く、サンバのリズムが似合う陽気な国民性を持つブラジルについて、子どもたちが日本との文化の違いや共通点などをみずから見いだし、多文化共生について考える機会を提供します。
※神奈川県県内外国人統計（神奈川県ホームページ 2021年1月1日現在）

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生による今回のワークショップも、本学の考え方を体現するものです。

■実施概要
日時 ： 2022年3月13日（日）14：00～16：10（受付開始13：45～）
形式 ： WEB会議システムZoomを使用したオンラインワークショップ
対象 ： 秦野市市内在住の小学生約20名（予定）
内容 ： ブラジル連邦共和国の「観光」「食」「習慣」について、楽しみながら学び、多文化共生について考えます。
主催 ： 東海大学スチューデントアチーブメントセンター
「Tokai International Communication Club」
後援 ： 秦野市教育委員会

■当日のスケジュール
時間 内容
13：45～14：00 Zoom入室開始
14：00～14：20 開会式　
アイスブレイク
【ワニの絵描き歌】
絵描き歌の音声を聴き、想像力を働かせて絵を描いてもらいます。それぞれ完成した絵を見せ合い、違いを楽しみます。
ブラジルの豊かな生態系の一部であるワニを題材にした絵描き歌で、ブラジルに対する関心を深め、イベントに参加する心理的なハードルを下げます。
14：20～15：20 ブース学習
Zoomのアウトブレイク機能を使って参加者を少人数のグループに分け、ブラジルの観光・食・習慣について学びます。
クイズ形式も盛り込み、積極的な学びの実現を図ります。
15：20～15：40 ディスカッション「多文化共生って何だろう？」
15：40～16：00 意見発表会
16：00～16：10 閉会式

■Tokai International Communication Clubについて
「異文化理解」「学習支援」「国際交流」を3つの柱に、学部・学年を越えて活動する本学スチューデントアチーブメントセンターの学生プロジェクト。留学生とのスポーツやレクリエーションによる交流会、日本語を母国語としない子どもたちの学習サポート、異文化理解を深めるためのシンポジウムやワークショップの開催など、多文化共生社会を目指すさまざまな活動を、年間を通して行っています。昨年8月には、本学学生・一般を対象にしたブラジルの格差問題を考えるワークショップ "For the Future～グローバル化していく日本社会～「ブラジルの格差問題を考える～子どもたちの直面する教育格差～」"をオンラインで開催しました。

＜本件に関するお問い合わせ＞
東海大学スチューデントアチーブメントセンター　担当：小澤・大野
TEL.0463-50-2504（直）