独立行政法人日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」採択海の不思議にふれる ― 望星丸は海の上の実験室 ―

2017年07月10日

東海大学海洋学部では、7月30日(日)10:00より、中学生・高校生対象の科学プログラム「海の不思議にふれる ― 望星丸は海の上の実験室 ―」を東海大学海洋調査研修船「望星丸」船上にて実施いたします。
当日は、本学部の教員・轡田邦夫をはじめとする“海の専門家”が講師を務め、「望星丸」搭載の各種調査機器や実験機材を用いた実習・実験をとおして、「海はなぜ青いのか?」「海水はなぜ塩辛いのか?」といった海の神秘に迫ります。また修了式では、本講座への参加記念として参加者全員に「未来博士号」を授与します。
本プログラムは、独立行政法人日本学術振興会が科学研究費助成事業(科研費)の支援によって大学・研究機関などで生まれた研究成果を社会に還元することを目的として実施する事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」に企画を申請し、東海大学海洋学部が採択されたことを受けて実施するものです。

【東海大学海洋調査研修船「望星丸」について】
「望星丸」は、国際航海旅客船の資格を持つ多目的海洋調査研修船で、海洋調査・研究をはじめ、本学学生による実習や海外研修航海、学外からの委託研究、青少年のための洋上教室など幅広い用途に活用されている“インテリジェントシップ”です。

■実施概要
日    時:2017年7月30日(日)10:00~16:00〔9:00受付開始予定〕※当日の天候により、一部内容を変更する場合があります
テ  ー  マ:海の不思議にふれる-望星丸は海の上の実験室-
会    場:東海大学海洋調査研修船「望星丸」(駿河湾の海上で実施)
集 合 場 所:巴川河口 望星丸着岸岸壁(静岡市清水区清開1丁目)※お車でのご来場はご遠慮ください
講    師:轡田 邦夫(東海大学海洋学部海洋地球科学科 教授、本事業代表者)、千賀 康弘(同海洋地球科学科 教授)
       成田 尚史(同海洋地球科学科 教授)、小松 大祐(同海洋地球科学科 講師)
スケジュール:9:00 受付開始
       9:45 出港準備および出港
       10:15 開講式(挨拶、全体説明)
       10:25 科学研究費補助金と本事業の説明
       10:30 船内見学「船のしくみを探ろう」
       11:10 講義「海の不思議を探る道具を知ろう」
       11:40 プランクトンネット採集観測
       11:50 昼食・休憩
       12:20 実習・実験〔テーマ1〕海の不思議にふれる
           ◇海の生き物をみる ◇海の見え方を調べる ◇海の流れのしくみを探る
       13:20 実習・実験〔テーマ2〕海水の性質を知る
           ◇CTD観測(塩分・水温・深度を測る) ◇カップ麺容器の形状変化の観察
       14:30 実習・実験〔テーマ3〕海底の泥・生き物の観察
       15:00 総括(実習内容のまとめ)、採水容器、CTDデータの配布
       15:30 修了式(アンケート記入、「未来博士号」授与)
       16:00 終了(予定)
持  ち  物:帽子、筆記用具、ノート、雨具、熱中症対策用の飲み物 ほか
服    装:動きやすい服装、滑りにくい靴(スニーカー等)

■参加申込方法
対    象:中学生、高校生(保護者、引率教員のみ同伴可)
定    員:40名(応募者多数の場合は抽選となります)
参  加  費:無料(昼食は大学で用意します。同伴者は昼食代を徴収いたします)
申 込 方 法:住所、氏名(フリガナ)、性別、学校名・学年、生年月日、電話番号、E-mailアドレスをFAX、電話、E-mailのいずれかでご連絡ください。
       同伴者も事前申込が必要です。同伴希望の方は、同伴者の氏名・参加者との続柄をご連絡ください。
       E-mailでのお申し込みの際は、件名を「ひらとき参加申込」としてください。
       ※個人情報に関しては、傷害保険加入などに使用し、ご本人の承諾なしに第三者へ提供することはいたしません。
問い合わせ先:東海大学 清水事務課(研究支援担当)電話:054-334-0490 (直通)FAX:054-334-5095 E-mail:kengyou@ml.tokai-u.jp
申 込 締 切:2017年7月14日(金)

■「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」について
「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」は、科学研究費助成事業(科研費)の支援により生まれた研究成果の社会還元や普及推進を目的としています。小学5・6年生、中学生、高校生に、科研費により行われている学術研究を基礎として、その中に含まれる科学の興味深さや面白さを、研究者自身が分かりやすく発信する体験型プログラムを募集しており、例年、実験・実習ができるプログラムが人気です。
平成28年度は、161機関で330件のプログラムが開催され、児童生徒の他引率の保護者・学校教員等を含め9,500名弱の参加がありました。平成17年度の事業開始以来、プログラムを開催した機関は、延べ1,315機関にのぼり、累計で約75,000名が参加しています。
※独立行政法人日本学術振興会のホームページhttps://www.jsps.go.jp/hirameki/boshu.html より引用)

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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