「難病講座:難病治療の新しい動向」を開講~炎症性腸炎(IBD)の「基礎知識」や「最新食事療法」などを解説~

2017年11月13日

東海大学医学部付属病院では、12月15日(金)15:00より、本学伊勢原キャンパス1号館2階第1会議室において、「難病講座:難病治療の新しい動向」を開講いたします。
今回の難病講座では、「炎症性腸疾患」をテーマに、「IBD(炎症性腸疾患)の基礎知識」「炎症性腸疾患と食生活~最新食事療法~」「炎症性腸疾患の内科治療up to date」の3講演を行います。講演では、炎症性腸疾患とうまく付き合っていくための知識や注意点、最新の治療方法などについて、わりやすく解説します。

「炎症性腸疾患」は、腸に炎症が起きる疾患の総称です。その中でも炎症の原因が不明な疾患として「クローン病」と「潰瘍性大腸炎」があり、これらは難病指定されています。両疾患とも炎症の程度によって多少の違いはあるものの、主に腹痛や下痢、粘血便などの症状があり、疲労感や食欲不振、発熱を伴う場合があります。国内の患者数は、年々増加傾向にあり、食生活の欧米化が要因の一つとも言われています。
難病の種類や症状の度合いによっては自然治癒していくケースも見られます。また、症状の緩和や進行を遅らせる薬の開発も進められており、早期発見と病気についての理解、適切な治療が病気とうまく付き合っていくうえで大切です。当病院では「難病治療研究センター」を設置し、難病の診療や治療研究、医療相談、講演などを行っており、「難病講座」もそうした活動の一環に位置付けられるものです。

■開催概要
日  時:2017年12月15日(金)15:00~17:00
会  場:東海大学伊勢原キャンパス1号館2階 第1会議室(神奈川県伊勢原市下糟屋143)
内  容:◇第1部講演「IBD(炎症性腸疾患)の基礎知識」 講師:津田 真吾(東海大学医学部消化器内科学 助教)
     ◇第2部講演「炎症性腸疾患と食生活~最新食事療法~」 講師:鈴木 太(東海大学医学部付属病院栄養科 栄養士)
     ◇第3部講演「炎症性腸疾患の内科治療up to date」 講師:横山 薫氏(北里大学医学部消化器内科 講師)
参 加 費:無料
定  員:100名
申込方法:電話、あるいは氏名・電話番号を明記の上、FAX・郵便はがき・電子メールのいずれかでお申し込みください。
     〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143 東海大学医学部付属病院 伊勢原総務課 難病講座係
     TEL.0463-93-1121(内線2014) FAX.0463-94-9058
     E-Mail. i-soumu@tsc.u-tokai.ac.jp
     ※お預かりした個人情報は、本件以外の目的での使用はいたしません。また、本件終了後速やかに破棄いたします。
申込締切:2017年12月14日(木) ※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
主  催:東海大学医学部付属病院 難病治療研究センター

■本件に関するお問い合わせ
東海大学医学部付属病院 伊勢原総務課 難病講座係
TEL.0463-93-1121(代表)

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