東海大学公開講座ヒューマンカフェ(道民カレッジ連携講座) 「石狩湾洋上風力発電について考えるPARTⅠ 石狩湾とはどういう海か、そして風車」

2021年11月01日

東海大学[札幌キャンパス]では、東海大学公開講座ヒューマンカフェ(道民カレッジ連携講座)「石狩湾洋上風力発電について考える」のPARTⅠ「石狩湾とはどういう海か、そして風車」を、11月1日(月)~21日(日)の期間、オンラインで配信いたします。

現在、石狩湾洋上に100機以上の風力発電機(風車)の建設が計画されています。これは、国が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現に向け、2019年に施行された「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」に基づき、国主導で進められているものです。
石狩湾は、暖流と寒流が季節的に交替して流入するとともに、石狩川からの水が広がり、藻場など特有の生態系が形成され水産資源も豊富です。一方、石狩湾で建設が計画されている風車は最大で高さ200mを超える大型の構造物であり、大規模な工事が必要であることから、石狩湾上の風や海流に大きな影響を与えるのではないかと考えられています。
本講座では、本学生物学部海洋生物科学科教授の河野時廣(こうの ときひろ)が講師を務め、海洋学の観点から石狩湾の海洋環境と生態系について解説し、風車の建設がもたらす生態系への影響などについて考えます。

本学では、こうした講座をとおして、地域の皆さまの集いと交流の場を創出し、教育・研究の成果を地域に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献していきたいと考えております。

■開催概要
テーマ:石狩湾洋上風力発電について考える PARTⅠ石狩湾とはどういう海か、そして風車
講師:河野時廣(本学生物学部海洋生物科学科 教授)
配信期間:2021年11月1日(月)~21日(日)
配信方法:YouTube(事前に収録した動画を限定公開)
参加方法:本公開講座のホームページ(https://www.u-tokai.ac.jp/news-campus/48944/)内の「お申込みフォーム」からお申込みください。
申込期間:2021年10月11日(月)~2021年11月20日(土)

■一般の方からのお問い合わせ
東海大学札幌キャンパス ウチムラカンゾウカレッジ札幌オフィス・研究支援担当
TEL.011-571-5111(代表)  E-mail. s-koukaikouza@tsc.u-tokai.ac.jp

■報道関係の皆さまからのお問い合わせ
東海大学札幌キャンパス ウチムラカンゾウカレッジ札幌オフィス・広報担当 鈴木
TEL.011-571-5111(代表)

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