東海大学サイエンスカフェ出張企画 科学的落語茶屋「サイエンス焦点in鹿児島」を開講~ 講座会場が寄席に!落語を"サイエンス"の視点から紐解く~

2019年07月30日

▲昨年8月、熊本での「「サイエンス焦点」の様
 東海大学[九州キャンパス]では、来る8月23日(金)19:00より、鹿児島東急REIホテルにおいて、東海大学サイエンスカフェ特別企画 科学的落語茶屋「サイエンス焦点in鹿児島」を開講いたします。

「東海大学サイエンスカフェ」は、本学農学部の教員がそれぞれの専門分野から身近なテーマを選んでわかりやすく解説する公開講座です。科学的落語茶屋「サイエンス焦点」は、その特別企画として噺家から名作古典落語をご披露いただいたのち、噺の一節に焦点を当て、本学農学部の教員がサイエンスの視点から解説します。

当日は、開口一番として前座・古今亭まめ菊さんによる「たらちね」で幕が開きます。厳格な漢学者の父親に育てられた言葉も作法も丁寧すぎるお嬢さんが、長屋の独り者に嫁ぐという江戸落語の演目。これを受けて、本学農学部応用動物科学科助教の今井早希が「育ちで変わる?」をテーマに動物の心と行動を解説します。続いて、真打の
古今亭菊春師匠・菊生師匠の兄弟落語会。菊生師匠が披露するのは、知人の新築祝いに水瓶を手土産にと考える懐の寂しい二人組が選んだのはなんと「肥瓶」という驚きの古典落語「家見舞い」。この噺を受けて、本学農学部応用植物科学科准教授の松田靖が「肥と食生活」と題し、科学的な視点から人と地球に優しい日本の伝統的循環農業について講義します。そしてとりは、名人・菊春師匠による「鷺とり」。池に集まるサギをたくさん捕まえて金儲けを企む横着な男は、スズメを酔わせて簡単に獲る方法をまことしやかに豪語する古典落語です。これを受けて、本学農学部バイオサイエンス学科講師の多賀直彦が「スズメも酔って千鳥足」と題し、酒に酔うメカニズムに迫ります。

本学では、総合学園としてのさまざまなリソースを生かし、集いと交流の場の創出をとおして教育・研究の成果を社会に還元し、よりよい社会づくりに貢献していきたいと考えております。本講座もそうした本学の考え方を具現化する取り組みの一つです。

■講座概要
日  時:2019年8月23日(金)19:00~21:00(受付18:30~)
会  場:鹿児島東急REIホテル(鹿児島市中央町5-1)
定  員:40名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
参加費 :無料(要申込)
申込方法:以下の申込先まで、電話でお申し込みください。
     申込先/東海大学 熊本キャンパス 九州教学課入試広報担当
     TEL.096-386-2608 (平日9:00~17:00)
申込締切:8月10日(土)
演  目:◆「たらちね」古今亭 まめ菊さん
     ⇒サイエンス焦点「育ちで変わる?〜動物の心と行動の科学〜」
      本学農学部応用動物科学科助教 今井 早希 
     ◆「家見舞」古今亭 菊生さん
     ⇒サイエンス焦点「肥と食生活〜日本の循環農業の科学〜」
      本学農学部応用植物科学科准教授 松田 靖
     ◆「鷺とり」古今亭 菊春さん
     ⇒サイエンス焦点「スズメも酔って千鳥足〜酔っ払いの科学〜」
      本学農学部バイオサイエンス学科講師 多賀 直彦
主  催:東海大学 九州キャンパス

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 九州教学課 入試広報担当
TEL.096-386-2608(直通)

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