過疎化が進む芳野地区の魅力をクラフトビールで発信 特産みかんで作った「芳野えーる」第二弾発売 8月1日から ~熊本市内の酒店とビアレストラン2店舗で限定販売~

2022年07月29日

▲芳野特産のみかんを使ったクラフトビール「芳野えーる」。ラベルは卒業生がデザインしたものなど二種類。左が有明海に沈む夕陽をイメージ、右が芳野みかんと太陽をイメージ(ともに330ml)
東海大学[熊本キャンパス]経営学部観光ビジネス学科のエコツーリズム研究室(本学教員:小林寛子教授)では、8月1日(月)から熊本市内の「川上酒店」で、熊本県西区芳野校区の特産品みかんを原料に製造したクラフトビール「芳野えーる」の瓶ボトルタイプを数量限定で販売いたします。また、下通りのビアレストラン「World Beer Terminal KAEN」でも「芳野エール」をグラスでお召し上がりいただけます。

芳野地区は、有明海を望む絶景と温暖な気候に恵まれながらも、過疎化・高齢化が深刻な地域です。同研究室ではそんな芳野の魅力を再発見し地域を活性化しようと、2013年度から観光資源調査などを実施。15年度からは人々の交流の機会を創出するため、特産品のみかんをテーマにしたイベント「オレンジカクテルナイト」を地域の皆さんと共に7年間にわたって開催してきました。このイベントの中で生まれたのが、みかんを使ったクラフトビールの「芳野えーる」です。芳野への感謝と応援の意味を込め名付けられた「芳野えーる」は、みかんの芳醇な香りと爽やかな喉ごしが特長で、昨年度はあっという間に完売しました。今回はその第二弾として、ブラッドオレンジを使用した新テイストの「芳野えーる」を開発。このほど、熊本市内の2店舗にて8月1日より限定販売することが決まりました。

本学では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の取り組みもそうした本学の考え方を体現するものです。

■商品概要
販売開始日 : 2022年8月1日(月)~
商品名 : 芳野えーる(発泡酒)
内容量 : 330ml
原材料 : 大麦麦芽(イギリス製造)、ブラッドオレンジ、ホップ
アルコール分 : 5.5%
製造 : 株式会社ダイヤモンドブルーイング(熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102)
商品企画 : 東海大学経営学部観光ビジネス学科のエコツーリズム研究室
※経営学部観光ビジネス学科は2022年4月から「文理融合学部地域社会学科」に名称変更。
なお、現2年次生以上は卒業まで、経営学部観光ビジネス学科の所属となります
販売店舗 : ①川上酒店(熊本市中央区万町2-3)②World Beer Terminal KAEN(熊本市中央区下通1-3-1 NADEL ビル5F)

<本件に関するお問い合わせ>
東海大学 文理融合学部 地域社会学科 教授 小林寛子
TEL.090-3345-2292(直通)E-mail. hkobayashi@tokai-u.jp


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