学校法人東海大学 建学75周年記念行事「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」参戦体制発表会を開催~パナソニック、東レ、ブリヂストンなどの全面協力で開発した新型車両を初公開~

2017年08月09日

出典:「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」オフィシャルサイトより引用
東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームでは8月29日(火)、本学湘南キャンパスにて、2017年10月にオーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」(以下、WSC)への参戦体制発表会を開催いたします。

参戦体制発表会では、学生代表が今大会の概要やチーム体制について説明するほか、本学ソーラーカーチーム総監督の木村英樹(工学部電気電子工学科教授)が今大会に合わせて製作した新型車両の技術や参戦の意義などについて解説します。また、太陽電池モジュール「HIT®」およびリチウムイオン電池を供給していただくパナソニック株式会社、炭素繊維「トレカ®」を使用したCFRPボディを供給していただく東レ株式会社、大会の冠スポンサーでソーラーカー用タイヤ「ECOPIA with ologic」を供給していただく株式会社ブリヂストンの各サポート企業によるプレゼンテーションも予定。さらに当日は、新型車両を皆様に公開いたします。

本学は1993年からWSCに出場しており、2009年と2011年の大会では2連覇を達成しました。しかし、2013年は準優勝、2015年は3位であったことから、今大会は世界一奪還を目標に、国内有力企業の全面的なご協力をいただきながら、太陽電池面積が2/3に縮小されるなど厳しくなった新レギュレーションに対応した新型車両の開発を進めてきました。

■開催概要
日 時:2017年8月29日(火)13:00~15:30(受付開始12:30)
会 場:東海大学湘南キャンパス Techno Cube(19号館)1階ラウンジ(神奈川県平塚市北金目4-1-1)
    ※説明会終了後、同会場にて新型車両を公開いたします。
出席者:東海大学 学長  山田 清志
    パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 エナジーシステム事業部
    ソーラーシステムビジネスユニット ビジネスユニット長 吉田 和弘 氏
    東レ株式会社 産業材料部長兼自動車材料戦略推進室 主幹 奥村 勇吾 氏
    株式会社ブリヂストン 執行役員 ブランド戦略担当 鈴木 通弘 氏
    東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトソーラーカーチーム総監督 木村 英樹(工学部電気電子工学科教授)
    東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトソーラーカーチーム学生代表 工学部動力機械工学科 2年 武藤 創

■「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」大会概要
開催日程:2017年10月8日(日)~15日(日)
会   場:オーストラリア ダーウィン~アデレード(約3,000km)
主   催:South Australian Motor Sport Board
公式サイト:http://www.worldsolarchallenge.org
大会スケジュール:10月2日(月)公式静的車検スタート
         10月7日(土)公式動的車検、チーム説明会
         10月8日(日)開会式、レース開始(ダーウィンをスタート)
         10月12日(木)ゴール予定(アデレード)
         10月15日(日)表彰式

■「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」について
太陽光のみを動力源として、オーストラリア北部の都市「ダーウィン」から南部の「アデレード」までの総延長約3,000kmを総走行時間で競うソーラーカーレースです。1987年から開催され、今回で14回目となる30周年大会には、2連覇中のオランダ・デルフト工科大学をはじめ、トゥウェンテ大学、アメリカのミシガン大学、スタンフォード大学、ベルギーのパンチパワートレインなど世界の29の国と地域から45チームがエントリー。(メインクラスとなるチャレンジャークラスは28チーム)
本学はこのチャレンジャークラスにエントリーし、国内からは本学のほか、工学院大学、名古屋工業大学、呉港高等学校が参戦を表明しています。

■東海大学ソーラーカーチームの世界大会での実績
2008年:サウスアフリカンソーラー・チャレンジ(南アフリカ)総合優勝
2009年:ワールド・ソーラー・チャレンジ(オーストラリア)総合優勝
2010年:サウスアフリカンソーラー・チャレンジ(南アフリカ)総合優勝
2011年:ベオリア・ワールド・ソーラー・チャレンジ(オーストラリア)総合優勝
2012年:サソール・ソーラー・チャレンジ(南アフリカ)総合優勝
2013年:ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(オーストラリア)総合2位
2014年:カレラ・ソーラー・アタカマ(チリ)総合優勝
2015年:ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(オーストラリア)総合3位
2016年:サソール・ソーラー・チャレンジ(南アフリカ)総合2位

■東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクト
少ないパワーで人を運ぶことができる軽い乗りものを開発するソーラーカー、人力飛行機、電気自動車の3チームから組織されており、「ものつくり」の楽しさ・すばらしさを多くの人に伝えるとともに、未来を担う子どもたちの理科離れを防ぐことを目的に、学部・学年の枠を越えた学生が集い、企画から工程管理・組織運営までを学生主体で行っています。
ソーラーカーチームは、キャンパス周辺地域の小学校児童を対象にした「エコカー教室」や、各種展示会への出展などを実施する一方、数多くのソーラーカー世界大会にも参加し、優勝するなどの実績を積んでいます。また、2013年~15年にかけてアラブ首長国連邦アブダビ首長国の石油大学とソーラーカーを共同開発するなど、国際交流も精力的に行っています。

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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