東海大学［熊本キャンパス］農学部では、3月5日（日）13：30から、熊本市動植物園（熊本県熊本市東区健軍5-14-2、園長：外山 誠〔とやま まこと〕）と合同で、シンポジウム「家畜ってどんな動物？ ～動物園でヒトと動物の深い関係を考える～」を同園 緑の相談所2F研修室にて開催いたします。

本シンポジウムは、希少動物の保護や生態調査、動物と自然環境の考察など、さまざまな役割を持つ動物園を舞台に、“動物たちの社会”について、動物研究の専門家と市民の皆さんとが共に考える機会をつくろうと、同園と本学が協働で企画したもので、今回が2018年以来5年ぶり7回目の開催となります。

当日は、「家畜ってどんな動物？」をテーマに、民俗学の観点からみた家畜と人の関係性や、家畜に発生する遺伝子の突然変異、動物園動物と家畜動物の違いなどについて、3名の専門家がそれぞれ講演。また、総合討論では「動物園でヒトと動物の関係を考える」と題し、動物園のあり方について意見を交わします。

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。本シンポジウムも、そうした本学の考えを体現するものです。

■開催概要
日時 ： 2023年3月5日（日）13：30～16：00
会場 ： 熊本市動植物園 緑の相談所2F研修室（熊本市東区健軍5-14-2）
受講料 ： 無料（別途入園料が必要です）
申し込み ： 不要
内容 ：
＜講演＞
◇「民族学から見た家畜と人のかかわり」
講師／池谷 和信氏（国立民族学博物館 人類文明誌研究部 教授）
◇「突然変異と家畜の種類～あか牛なのになぜ白い？～」
講師／松本 大和（東海大学農学部動物科学科 准教授）
◇「動物園と家畜～ふれあい広場の動物たち～」
講師／井手 眞司氏（熊本市動植物園 飼育展示第一班 技術主幹）

＜総合討論＞
◇「動物園でヒトと動物の関係を考える」
コーディネーター／伊藤 秀一（東海大学農学部動物科学科 教授）

主催 ： 熊本市動植物園、東海大学農学部

＜この件に関するお問い合わせ＞
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 入試広報担当
TEL.096-386-2608（直通）
E-mail.kuma-nyugaku@tsc.u-tokai.ac.jp