国際文化学部デザイン文化学科 笹川寛司准教授 作品展「サッポロナンセキのデザイン」を開催 ~札幌軟石を用いてデザインした時計、一輪挿し、傘立てなど6点を展示~

2022年03月17日

東海大学[札幌キャンパス]国際文化学部デザイン文化学科の笹川寛司〔ささがわ ひろし〕准教授は、3月25日(金)から29日(火)までの期間、Gallery kamokamo(札幌市南区真駒内幸町1-1-15)で作品展「サッポロナンセキのデザイン」を開催いたします。

本作品展では、イタリアのデザイン事務所でプロダクトデザインを手掛けてきた笹川准教授が、北海道遺産に登録されている岩石「札幌軟石」を使ってデザインした時計や一輪挿し、傘立てなどの日用品を中心とした作品6点を展示します。

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。笹川准教授の創作活動も、そうした本学の考え方を体現するものです。

「札幌軟石」:約4万年前に支笏湖ができた時の火山活動で流れ出た火砕流の堆積物が固まった岩石(溶結凝灰岩)。札幌をはじめとして、小樽や美瑛、苫小牧など広範囲で産出されてきた。切り出された軟石は建造物の資材として広く使用され、明治中期から後期にかけて、札幌軟石を用いた建造物が数多く造られた。

■開催概要
会期 : 2022年3月25日(金)~29日(火)11:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場 : Gallery kamokamo(札幌市南区真駒内幸町1-1-15)
入場料 : 無料(事前申込不要)

■笹川寛司准教授 略歴
1973年新潟県生まれ。1996年北海道東海大学芸術工学部デザイン学科を卒業後、渡伊。デザイン事務所に勤務し、フィアットのブースやショールーム、その他多数のプロダクトデザインに携わる。また、事務所に勤務する傍ら、2002年より個人活動を開始。2003年に帰国。現在は本学国際文化学部デザイン文化学科准教授。

<本件に関するお問い合わせ>
東海大学 ウチムラカンゾウカレッジ札幌オフィス 広報担当:鈴木
TEL.011-571-5111(代表)

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