望星ゼミナール 歴史シリーズ あの世と妖しの日本歴史 第6弾「中世編その3 死の国熊野」を開講

2018年08月21日

絵:道成寺縁起絵巻
学校法人東海大学 望星学塾では、9月6日(木)~11月8日(木)の期間、毎年好評の望星ゼミナール歴史シリーズ「あの世と妖しの日本歴史」の第6弾として、「中世編その3 死の国熊野」を全5回にわたって開講いたします。

本講座は、日本中世史が専門で日本大学非常勤講師の渡邊 浩史〔わたなべ ひろちか〕氏を講師にお迎えし、死者の霊や神の隠れこもる場所として多数の民話、伝説が語り継がれる「熊野」を題材に、日本人にとって「あの世」とはどのような存在だったのかを考えていきます。

第1回(9月6日)は、熊野信仰の布教と熊野三山への寄付を求めて諸国を巡り歩く中で、熊野権現の慈悲を説くために、地獄絵「熊野観心十界曼荼羅」などの絵解きをしたとされる有髪の女性仏教者「熊野比丘尼」の活動に迫ります。第2回(9月13日)は、引き続き「熊野観心十界曼荼羅」と熊野信仰の聖地である熊野那智山を描いた「那智参詣曼荼羅」を解説。第3回(9月20日)、第4回(9月27日)では、熊野街道沿いの天台宗の古刹・道成寺に伝わる、安珍清姫の説話を描いた「道成寺縁起絵巻」について紐解いていきます。そして、最終回(11月8日)は、国の重要文化財・神奈川県立歴史博物館にて、文化と歴史に触れる現地見学会を行います。

望星学塾では、地域の生涯学習の場として、望星講座をはじめとしたさまざまな講座や教室を開講し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を地域に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。

■開催概要
日時  :第1回/9月6日(木)、第2回/9月13日(木)、第3回/9月20日(木)、
     第4回/9月27日(木)各回14:00~15:30
     第5回/11月8日(木)現地見学会のため、受講者には別途案内
     ※各回だけの受講も可能です。
会場  :学校法人東海大学 望星学塾(東京都武蔵野市西久保1-17-1)
定員  :各回20名(定員になり次第締切)
講師  :渡邊 浩史氏(日本大学 非常勤講師)
受講料 :各回1,000円(教材費込み)
     ※第5回の受講料は別途案内。現地集合・現地解散。交通費は各自負担。
申込方法:住所、氏名(フリガナ)、電話番号を明記の上、前日までに電話、FAX、
     Eメールのいずれかで学校法人東海大学 望星学塾まで申し込み
     ※8月11日(土)~19日(日)は夏期一斉休業です。
     TEL.0422-51-0161(月~金曜 10:00~17:00 )
     FAX.0422-53-1025 E-Mail.bosei@tokai.ac.jp
     ※個人情報は、本件以外の目的での利用はいたしません
後援  :武蔵野市教育委員会、東海大学同窓会三多摩支部

■開講日・内容
  開講日     時間         内容
1 09月06日(木) 14:00~15:30 熊野比丘尼による絵解き1
                   絵解きをする熊野比丘尼の活動と「熊野観心十界曼荼羅」
2 09月13日(木) 14:00~15:30 熊野比丘尼による絵解き2
                   「熊野観心十界曼荼羅」と「那智参詣曼荼羅」
3 09月20日(木) 14:00~15:30 古刹道成寺と「道成寺縁起絵巻」1
4 09月27日(木) 14:00~15:30 古刹道成寺と「道成寺縁起絵巻」2
5 11月08日(木) ※受講者には
           別途案内   現地見学会(神奈川県立歴史博物館)(予定)

※各回だけの受講も可能

■本件に関するお問い合わせ・読者の皆様からのお問い合わせ
学校法人東海大学 望星学塾 担当:有賀(ありが)・蓮見(はすみ)
TEL.0422-51-0161


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