地域の守り神へ、願い込めた手作りの光 ~竹あかり56本 草薙神社に奉納、7月3日「奉納式」~

2025年06月30日

 東海大学付属静岡翔洋小学校では、73日(木)、6年生の児童56人が制作した「竹あかり」を草薙神社(静岡市清水区)に奉納する「竹あかり奉納式」を本校アリーナで実施いたします。当日は、草薙神社 森千早都宮司と禰宜が来校され、奉納式にご臨席くださいます。

竹あかり.jpg 竹あかり作りは今年、草薙神社龍勢花火(静岡県指定無形民俗文化財)の製作技術を後代に伝える草薙神社龍勢保存会や東海大学海洋学部との連携などをきっかけに始まりました。竹筒に穴を開けて模様を描き、内側から光を灯すと幻想的な雰囲気を醸し出す伝統的な工芸品の竹あかり。柔らかな光で癒しや安らぎをもたらすとともに、五穀豊穣を願う神事にも用いられてきました。児童たちは今回、直径812cm、長さ2030cm程度の竹あかりを一つひとつ手作業で仕上げ、合計56本を制作しました。

 奉納式では、代表児童が宮司と禰宜に竹あかりを手渡したのち、草薙神社龍勢保存会の方からの草薙神社の由緒や龍勢花火の起源などに関する講話のほか、消灯した場内で竹あかりを灯す点灯イベントも行います。

 竹あかりが奉納される草薙神社は、日本武尊ゆかりの古社として知られ、地域の人々に長く信仰されてきました。子どもたちが心を込めて作った竹あかりが奉納されることは、伝統文化の継承と地域との結びつきを深める貴重な機会となります。奉納された竹あかりは今後、境内の参道や御神木周辺に設置され、817日(日)開催予定の「夏祭り」の夜に行われる点灯式で灯される予定です。

 本校では、多様な人材との対話をとおした生きたコミュニケーションから学ぶ授業を実践しています。今回の竹あかり奉納も、そうした活動の一環に位置付けられます。

 

 

■開催概要

日時

202573日(木)13351415

会場

本校 1階 アリーナ(所在地:静岡市清水区折戸3-20-1

参加者

(予定)

 

草薙神社 森千早都宮司、草薙神社禰宜、草薙神社龍勢保存会の方、草薙神社氏子総代、

草薙の神話と街づくり実行委員会 代表、草薙神社夏まつり実行委員会 委員長、

本校6年生58名、本校校長 江﨑雅治、本校教員4名 ほか

内容

奉納(代表児童から草薙神社 宮司・禰宜へ竹あかり贈呈、御祈祷)、草薙神社 宮司講話、草薙神社龍勢保存会 会長講話、草薙神社夏まつり実行委員会 委員長講話、竹あかり点灯

 

 

<この件に関するお問い合わせ>

東海大学付属静岡翔洋小学校 担当:山口

TEL.054-334-2408 FAX.054-334-9950

 

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