高齢者ケア・看護クオリティマネジメント研究会主催 第3回講演会「超高齢社会における医療・看護の質向上にむけて」を開催

2017年11月06日

東海大学[伊勢原キャンパス]の「高齢者ケア・看護クオリティマネジメント研究会」(代表:東海大学健康科学部看護学科老年看護学准教授 真下綾子)では、11月25日(土)9:20より、本学代々木キャンパス2B11教室において、第3回講演会「超高齢社会における医療・看護の質向上にむけて」を開催いたします。

総務省統計局の人口推計によると、2017年9月15日現在、わが国の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は27.7%(男性24.7%、女性30.6%)で、4人に1人以上が高齢者という「超高齢社会」を迎えています。また、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期(1971~1974年)に生まれた世代が65歳以上となる2040年には、35.3%になると見込まれています。

本講演会では、「超高齢社会にむけた日本の医療の展開」「今後の看護教育の新展開から病院におけるOJTを考える」「クオリティインディケーターを使った発展的マネジメントの在り方」など、超高齢社会における医療・看護の質の向上にむけたさまざまな知見や考察、具体的な取り組みに関する全6講演を行います。

「高齢者ケア・看護クオリティマネジメント研究会」は、従来行われてきた高齢者看護の経験とその問題点を整理し、さらに発展させることを目的として2017年に発足しました。また、高齢者へのケアだけでなく、医療・看護・介護の現場におけるケアの質向上を目指し、臨床現場における実践で得た知識やマネジメント手法、最新の研究による知見などを多くの方々と共有し、社会に貢献することを主眼においています。

■講演概要
日  時:2017年11月25日(土)9:20~16:15
会  場:東海大学代々木キャンパス2B11教室(東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4)
テ ー マ:「超高齢社会における医療・看護の質向上にむけて」
内  容:◆超高齢社会にむけた日本の医療の展開
      講師/真野 俊樹氏(多摩大学 医療・介護ソリューション研究所 所長)
     ◆今後の看護教育の新展開から病院におけるOJTを考える
      講師/関野 小乃枝氏(厚生労働省 医政局看護課 看護教育体制推進室)
     ◆精神障害者の地域移行をめぐる医療・看護サービスの質保証~相模原障害者殺傷事件からの教訓~
      講師/吉川 隆博(東海大学健康科学部看護学科 准教授)
     ◆クオリティインディケーターを使った発展的マネジメントの在り方
      講師/真下 綾子(東海大学健康科学部看護学科 准教授)
     ◆Patient flow managementを用いた患者サービスの向上~東海大学医学部付属病院の事例を通して その効果と課題~
      講師/水元 明裕(東海大学医学部付属病院 看護部看護師長)
     ◆世界標準の質保証~JCI認定を通した看護の質改善活動の経緯と発展~
      講師/井上 由美子氏(社会福祉法人三井記念病院 副院長・看護部長)
定  員:100名
参 加 費:1,000円
申し込み/お問い合わせ:東海大学健康科学部看護学科 真下(ましも)
            TEL.0463-90-2061(直通)
            E-mail a-mashimo@tsc.u-tokai.ac.jp
申込締切:11月23日(木・祝)12:00まで ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
主  催:東海大学高齢者ケア・看護クオリティマネジメント研究会

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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