東海大学チャレンジセンター 3.11生活復興支援プロジェクト 東日本大震災 被災地支援の記録『活動10年史』を制作~震災直後から現在まで支援活動を継続する学生プロジェクトの軌跡~

2021年03月24日

▲『活動10年史』
東海大学[湘南キャンパス]チャレンジセンターの学生プロジェクト「3.11生活復興支援プロジェクト」では、この度、東日本大震災発生直後から現在まで継続して実施している被災地支援活動の記録をまとめた冊子『被災地と共に、歩み続ける 3.11生活復興支援プロジェクト 活動10年史』を制作いたしました。

「3.11生活復興支援プロジェクト」は、東日本大震災発生直後の2011年3月31日に発足しました。発足後、岩手県大船渡市三陸町越喜来泊地区内に応急公民館「どんぐりハウス」を建設したのを皮切りに、岩手県や宮城県内で、地域に寄り添いながらさまざまな復興支援活動を継続。地元の小学生を対象にした工作教室や地域住民の方々と一緒に楽しめる夏祭り・バーベキュー大会などのイベントも企画して交流を深めてきました。また、キャンパスのある神奈川県内で東北の特産物を販売しその魅力を広めるなど、「持続可能な開発のための復興支援」をコンセプトに、総合大学としての多様なネットワークとリソースを生かしながら、集いと交流をとおしてさまざまな活動を展開してきました。
学生たちは今回、こうしたプロジェクト活動の10年間の軌跡や復興の歩みを記録として残そうと、震災発生10年を迎えた節目に冊子『被災地と共に、歩み続ける 3.11生活復興支援プロジェクト 活動10年史』を制作しました。同誌では、被災地の住民と学生が協力して展開した復興活動を紹介しており、今後起こりうる災害に対する復興支援の一つのモデルケースとなることを期待しています。そのほかの内容は、プロジェクト発足の経緯や理念、10年間の活動年表のほか、歴代プロジェクトリーダーによる座談会、地元の方々へのインタビュー、学生たちが支援活動から得た学びなどとなっています。同冊子300冊は関係団体などに配付するほか、プロジェクトのホームページでも内容の一部を公開いたします。


■冊子『被災地と共に、歩み続ける 3.11生活復興支援プロジェクト活動10年史』概要
発行日 : 2021年3月22日(月)
      3.11生活復興支援プロジェクトホームページにても一部公開(公開日未定)
      ホームページURL http://311lcp.challe.u-tokai.ac.jp/
冊子仕様: A4版 カラー122ページ
目 次 :
 1章 プロジェクトの活動理念 活動年表
 2章 活動の軌跡(これまでの活動記録)
 3章 歴代プロジェクトリーダー座談会
 4章 プロジェクトの運営について
 5章 プロジェクトの活動を通した「学び」
 その他、被災地の方々へのインタビュー、関係者からの寄稿など
制 作 : 東海大学チャレンジセンター 3.11生活復興支援プロジェクト


■3.11生活復興支援プロジェクトについて
東日本大震災が発生した2011年から、宮城県石巻市北上町十三浜相川・小指地区や岩手県大船渡市三陸町越喜来泊地区において公民館などの建設を行うほか、子どもたちを対象にした「工作教室」や、学内の他プロジェクトとの共催によるチャリティコンサートなど、さまざまな支援活動を継続的に実施。また、2014年から4年をかけ、海岸線の津波到達ラインから高台に通じる経路に、低地・高台双方の住民に利用してもらうための遊歩道「結の道」を建設し、完成後も整備を続けている。最近は、震災の風化防止のための活動や地域の魅力発信にも力を入れている。
★3.11生活復興支援プロジェクト
ホームページ http://311lcp.challe.u-tokai.ac.jp/
Facebook https://www.facebook.com/lifecare3.11
Twitter https://twitter.com/311_lifecare


■チャレンジセンタープロジェクトとは
本学が育成する「社会的実践力」のベースとなる「4つの力(自ら考える力・集い力・挑み力・成し遂げ力)」を身につけることを目標に、学部・学科・学年・キャンパスの枠を超えた仲間が、1年を通して活動する取り組み。ものつくりから災害復興支援、地域活性化まで、社会に貢献することを目的に多くの分野で活躍している。


■本件に関するお問い合わせ
東海大学チャレンジセンター 担当:佐野・村井・大塚
TEL.0463-50-2504(直通

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