阿蘇援農コミュニティープロジェクト 2年ぶりの再開!学生たちが農家で農作業支援 ~見て・聞いて・体験して、農作業の現場から"生きた"知識を習得~

2022年07月28日

▲過去の援農活動の様子
東海大学[熊本キャンパス]の学生プロジェクト「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」では、8月4日(木)~ 5日(金)の2日間、産山村の農家を訪ね、現地に滞在しながら農作業を手伝い、農業の“生きた”知識や技術を習得するとともに、農業や農家の現状などを学ぶ「援農活動」を実施いたします。

 今回の援農活動では、中山間地域の産山村の農家で花苗の植え替え、間引き、種まきなどの管理作業と、ホウレンソウの収穫や稲作中の水田の整備といった農作業を支援します。このほか、農家の方々との交流をとおして、人手不足問題の解決策などについて考えます。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、活動を自粛したため、夏の援農活動は2年ぶりとなります。8月下旬には、南阿蘇村での援農活動も予定しています。

「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」は、農学部の学生が中心となって自主的に立ち上げた、本学スチューデントアチーブメントセンターの学生プロジェクトです。地域の農業の実態を学びながら改善策を模索し、その活性化に貢献していくことを目的として2008年度から活動しています。2016年の熊本地震後には、被災した農家の再建作業なども支援しました。こうした活動が評価され、2017年には「第6回食と農林漁業大学生アワード」(主催:農林水産省)にて「農林水産大臣賞」を受賞しました。

本学では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。今回の取り組みも、そうした本学の考え方を体現するものです。

■「夏の援農活動」実施概要
日時 : 産山村:2022年8月4日(木)~8月5日(金)
場所 : 産山村の農家4軒
参加者 : 本学スチューデントアチーブメントセンター阿蘇援農コミュニティープロジェクトの学生8名(予定)
内容 : 花やしいたけの栽培管理、ホウレンソウの収穫、酪農
※作業時間帯や訪問先農家の詳細等につきましてはお問い合わせください

■東海大学スチューデントアチーブメントセンターについて
東海大学スチューデントアチーブメントセンターは、社会で活躍するために必要となる「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を身に付けるための場を学生たちに提供しています。学部・学科を超えた多くの学生が集まってプロジェクト活動を推進したり、スチューデントアチーブメントセンター科目を履修したりするなどの学びを通じて、これらの「4つの力」を育成することを目指しています。同センターでは、学生たちの活動スペースを提供しているほか、プロジェクトに必要な機材などの費用を支援金として支給。また、専任の職員がプロジェクトコーディネーターとしてプロジェクトの進行状況を把握するとともに、学生からの相談への対応やプロジェクトを円滑に推進するための指導を行います。専門的知識を持った教員がアドバイザーとして指導・助言を行うことも大きな特徴です。

<この件に関するお問い合わせ>
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス
キャリア就職担当:高橋 TEL:090-7385-3455

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