「昆虫採集と標本作り」と「矢形川の川下り」を実施 ~嘉島町の美しい自然の中で、子どもたちの目がキラリと輝く2日間~

2022年07月25日

東海大学松前重義記念館では、小学生を対象に、屋外で楽しむ夏休みイベントとして、「昆虫採集と標本作り」(7月30日)と「矢形川の川下り」(8月7日)を実施いたします。

「昆虫採集と標本作り」では、昆虫の専門家、東海大学農学部農学科の村田浩平教授が、実際に子どもたちと一緒に当館周辺の森林などに分け入って、トンボやカブトムシなど身の回りの昆虫の採集方法から標本の作り方まで丁寧にわかりやすく教えます。村田教授は昆虫生態学が専門で、阿蘇の草原に生息する絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」の保全などにも取り組んでいます。

「矢形川の川下り」では、水の郷・嘉島を流れる清流・矢形川を小舟で下りながら、魚やトンボなどを観察し、往復約1キロメートルの“船旅”を楽しみます。また、川下りの後は、竹を使って水鉄砲作りなどにも挑戦します。

東海大学では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を社会に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。当館による今回の取り組みも、そうした東海大学の考え方を体現するものです。

<松前重義記念館について>
松前重義記念館は、熊本県上益城郡嘉島町上島の緑川のほとりに建っていた、東海大学の創立者・松前重義の生家を移転し、地域における社会活動を目的として1988年4月に開館しました。剣道場や柔道場、ホールなどを有しており、地域の皆さんのスポーツ・文化活動施設として利用されています。特に柔道場では、青少年育成のため「松前柔道塾」が開設されています。2階は松前重義の少年時代からの歩みを綴った写真パネルやゆかりの品々が展示され、その足跡を偲ぶことができます。
生家は明治10年の西南戦争の後に建てられたもので、細川藩武家屋敷づくりの文化財的建物です。松前が少年時代を過ごした勉強部屋などもそのまま復元されており、廊下の壁には松前の少年時代の落書きも残っています。


■「昆虫採集と標本作り」実施概要
日時 : 2022年7月30日(土)9:30~12:00
会場 : 東海大学 松前重義記念館(上益城郡嘉島町大字上島字蔵園2571-1-3)
参加者 : 小学生80名(予定) ※参加者の募集はすでに終了しております。
講師 : 東海大学農学部農学科 教授 村田 浩平

■「矢形川の川下り」実施概要
日時 : 2022年8月7日(日)9:30~12:00
会場 : 矢形川
集合場所 : JAよかよかうまか生産物直売所とれたて市場 嘉島店横
(上益城郡嘉島町北甘木2206)
参加者 : 小学生40名(予定)
講師 : 中郡愛好会

<本件に関するお問い合わせ>
東海大学フェニックスカレッジ熊本オフィス 担当:伊藤
TEL.096-382-1141(代表)/FAX.096-381-7956
<案内図>

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