東海大学スチューデントアチーブメントセンター ライトパワープロジェクト 「2021ワールド・グリーン・チャレンジ」優勝 「2021ワールド・エコノ・ムーブ」鉛蓄電池部門オープンクラス準優勝 「2021ワールド・エコノ・ムーヴ・ライト」優勝

2021年08月17日

東海大学[湘南キャンパス]スチューデントアチーブメントセンターの「ライトパワープロジェクト」は、秋田県大潟村のソーラースポーツラインで2年ぶりに開催されたソーラーカーレース「2021ワールド・グリーン・チャレンジ」〔8月9日(月)~10日(火)〕のチャレンジャー・ クラスにおいて、2019年にオーストラリアで開催された世界最大級のソーラーカー大会「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」で準優勝した2019年型Tokai Challengerで参戦し、優勝しました。また、同地で8日(日・祝)に開催された電気自動車の省エネレース「2021ワールド・エコノ・ムーヴ」鉛蓄電池部門オープンクラスで準優勝、同日開催の入門編「2021ワールド・エコノ・ムーブ・ライト」で優勝しました。

ワールド・グリーン・チャレンジは、太陽エネルギーを利用し1周25kmのコースを2日間の決められた時間内で走行した総距離を競う国内最長のソーラーカーレースで、今大会には全国から12チームが出場しました。初日は一時2位に順位を下げるも抜き返して1位で終了。2日目は、悪天候によるコースの縮小やルール変更があり、断続的な雨に苦しめられながらもトップをキープし続け、1位でゴールしました。
一方、ワールド・エコノ・ムーブは、決められた容量のバッテリー(鉛蓄電池)を搭載した電気自動車を使用し、1周6kmのコースで制限時間2時間内の総走行距離を競うレースです。今大会、本学は18歳以上のドライバーが対象のオープンクラスに参戦。9チームが出場するなか、惜しくも2位でのゴールとなりました。また、このレースの入門編となるのがワールド・エコノ・ムーブ・ライト。今回は3チームで勝敗が争われ、本学が1位を勝ち取りました。

今回のワールド・グリーン・チャレンジに参戦したプロジェクトリーダーの小野田樹晃(大学院工学研究科機械工学専攻1年次生)は「新型コロナ禍で、拠点である湘南キャンパス・ものつくり館に一度に入れる人数や活動時間に制限があり、思うように作業が進まないジレンマもありました。しかし、自分たちにできる限りの準備をして大会に臨んだことで結果に結びつけられたと思います。」と大会を振り返りました。
本学では、多様な人材が対話による生きたコミュニケーションをとおして、協働のもと次代の課題に挑戦し続けるとともに、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、より良い社会づくりに貢献したいと考えています。学生たちによるこうした取り組みも、本学のそうした考え方を体現するものです。

■東海大学スチューデントアチーブメントセンター「ライトパワープロジェクト」
少ないパワーで人を運ぶことができる軽い乗りものの開発をコンセプトとし、ソーラーカー・電気自動車チームと人力飛行機チームの2チームから組織されています。「ものつくり」の楽しさ・すばらしさを多くの人に伝えるとともに、未来を担う子どもたちの理科離れを防ごうと、学部・学年の枠を越えて学生が集い、企画から工程管理・組織運営までを学生主体で行っています。

■本件に関するお問い合わせ>
東海大学スチューデントアチーブメントセンター 担当:佐野・村井・大塚
TEL.0463-50-2504(直通)

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