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アジア各国の農学研究者、熊本で農学の未来を討議 ~「アジア農業シンポジウム」5年ぶり19回目の開催~
2023年11月20日
東海大学〔阿蘇くまもと臨空キャンパス〕では、12月2日(土)9:30から、第19回アジア農業シンポジウム「今考える農学の未来~農学は、地域、世界、未来とどう向き合うべきか?~」を開催いたします(後援:熊本県、熊本市)。
本シンポジウムは、アジア諸国の食料・農業問題をアジア全体で考えていくために農業分野の研究活動の成果を各国で共有するとともに研究者間の交流を深めようと、本学が1982年から開催している国際会議です。これまで日本、フィリピン、タイ、シンガポールなどアジア各地で開かれ、各国の農業と環境問題を中心に討議が進められてきました。
19回目となる今回は2018年以来5年ぶりで、今年4月に開校した本学阿蘇くまもと臨空キャンパスでの初開催となります。会場では本学やインドネシア、タイの研究者がそれぞれの専門的見地から講演するほか、農学が地域や世界、そして未来に果たすべき役割などについて各国の研究者が討議。また、県内の高校生、本学付属高校の生徒、本学学生、県内研究機関および海外協定校の研究者らによるポスター発表が予定されており、高校生には「修了証」も交付されます。
本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献するとともに2022年8月に締結した「空港周辺エリアを活用した地域活性化に関する連携協定」に基づく空港周辺エリアの活性化に貢献したいと考えています。本シンポジウムも、そうした本学の方針を体現するものです。
■開催概要
日時 |
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2023年12月2日(土)9:30~16:30 |
会場 |
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東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス(熊本県上益城郡益城町杉堂871−1) |
内容 |
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◇開会挨拶 9:30~9:45 吉川 直人 東海大学国際担当副学長 ◇基調講演 9:45~10:30 安田 弘法 氏 山形大学名誉教授・放送大学教授 ◇一般ポスター発表 10:50~12:20 発表機関/熊本県内高等学校、東海大学付属静岡翔洋高等学校、東海大学学生・教員、熊本県農業研究センター、九州沖縄農業研究センター、協定校 等 ◇口頭発表 13:20~15:20 ① 高橋 秀行 東海大学農学部准教授 「植物の休眠と農業」 ② 稲永 敏明 東海大学農学部准教授 「熊本系褐毛和種の特性に関する研究」 ③ 米田 一成 東海大学農学部教授 「藍染めと酵素の化学」 ④ 濱田 健司 東海大学文理融合学部教授 「日本における農福連携の推進」 ⑤ Dr. Reginawanti Hindersah パジャジャラン大学農学部教授 「インドネシアの土壌における持続可能な農業のための窒素固定細菌(アゾトバクター)の重要性について」 ⑥ Dr. Mayura Soonwera モンクット王ラカバン工科大学農業技術学部教授 「未来の農家:農業の幸福」 ◇総合討論 15:30~16:25 ◇閉会挨拶 16:25~16:30 木之内 均(第19回アジア農業シンポジウム実行委員長・東海大学熊本キャンパス長) ※同時通訳あり |
参加費 |
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無料 |
後援 |
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熊本県・熊本市 |
申し込み |
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以下の二次元バーコードを読み取り、リンク先のWebフォームからお申し込みください。 ※申込締切/11月29日(水) |
<この件に関するお問い合わせ>
第19回アジア農業シンポジウム事務局(東海大学熊本キャンパス)
担当:企画調整担当
TEL. 096-386-2665 E-mail. aas2023@tsc.u-tokai.ac.jp