「鉄舟寺を救おう~義援金プロジェクト~」 義援金付託式を挙行 ~昨夏の台風で裏山の墓地に被害 集まった義援金190万寄贈~

2025年01月22日

 東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部では、1月29日(水)、鉄舟寺において、義援金付託式を執り行います。

 

 校内での募金活動の様子.png学園ゆかりの地「鉄舟寺」は昨年8月、台風10号の影響により寺の裏山で土砂崩れが発生し50基以上の墓石が倒壊するなど、大きな被害を受けました。この状況を知った本校生徒会は当初、現地での復旧活動に協力することを検討。しかし、墓地へ近づくことすら困難な状態であることが判明し、支援方法を義援金活動に切り替えました。9月9日から11月29日の約3カ月間にわたり「鉄舟寺を救おう~義援金プロジェクト~」を立ち上げ、本校のみならず、全国に広がる付属校・園や東海大学、卒業生など学園関係者に協力を呼びかけてきました。

 

 義援金付託式では、本校生徒会の生徒や校長などが鉄舟寺を訪問し、世永天山住職に集まった義援金約190万円の目録を付託するほか、義援金活動の報告や復旧状況の視察を行います。

 

 本校では、よりよい地域社会づくりに貢献すべく、さまざまな活動を実践しています。今回の生徒会主導による支援も、そうした活動の一環に位置付けられるものです。

 

■東海大学と鉄舟寺について

 1943年に東海大学の前身・航空科学専門学校が開校した当時、鉄舟寺の一部を物理科の学生寮として使用。学園の『建学の歌』2番冒頭には「馨りは高し鉄舟寺 偲べ古武士の面影を」と歌われるなど、学園ゆかりの地です。現在も、東海大学の各キャンパスで開催される「建学祭」で灯される「建学の火」を、同寺から受け取るなど80年以上交流が続いています。

実施概要

日時

2025年1月29日(水)10:00~11:00

会場

鉄舟寺(静岡市清水区村松2188)

内容

活動報告、目録付託、挨拶(世永天山住職、本校村上英治校長)、撮影、復旧状況視察

参加者

鉄舟寺 世永天山住職、檀家役員

本校 村上英治校長、生徒会役員(4人)

東海大学付属静岡翔洋小学校・同静岡翔洋幼稚園 江崎雅治 校園長 ほか

<この件に関するお問い合わせ>

東海大学付属静岡翔洋高等学校 担当:小曽根

TEL.054-334-0726FAX.054-334-0827

 

 

 

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