東海大学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクト 第16回医療セミナー「筋肉貯金~寝たきり予防を始めよう~」を開催

2019年02月05日

▲第16回医療セミナーのポスター
東海大学チャレンジセンター病院ボランティアプロジェクトでは、来る2月23日(土)14:00より、本学伊勢原キャンパス松前記念講堂において、第16回医療セミナー「筋肉貯金~寝たきり予防を始めよう~」を開催いたします。

厚生労働省の発表によると、日本人の「平均寿命」と「健康寿命(健康で自立した日常生活ができる期間)」との間には10年前後の開きがあり(2016年現在)、寝たきりや要介護状態が長期間にわたることがわかります。さらに、2017年度の高齢社会白書には、65歳以上の要介護者のうち約4割は、筋肉の衰えに起因する転倒や骨折などが要介護の主な原因になっているとの調査結果も報告されています。筋肉は、鍛えれば何歳からでも増やすことができます。寝たきり予防のためにも、筋肉を鍛える「筋肉貯金」は極めて有効です。

当日は、運動生理学が専門で、高齢者の筋力トレーニングと認知機能の関係性などの研究テーマを持つ、本学体育学部生涯スポーツ学科准教授の八田有洋が、正しい筋肉の知識や衰えた筋肉の回復方法のほか、寝たきりを予防し充実した老後を過ごすための数々の工夫を紹介します。

本セミナーは、「患者さんの目線に立ち、入院患者さんの不安要素を緩和する」という理念のもと、13年間にわたり本学医学部付属病院で病棟ボランティア活動を行っている本学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクトのメンバーが主催するもので、病気や健康に関する知見を広く一般の方々に提供し、いざという時に役立ててもらおうと、これまでにさまざまなテーマで15回にわたってセミナーを開催してきました。

本学では、地域の皆さまとの集いと交流をとおして、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。学生たちによるこうした取り組みも、本学の考え方を体現するものです。

■開催概要
日時  :2019年2月23日(土)14:00~16:15(開場13:30)
会場  :東海大学伊勢原キャンパス松前記念講堂
    (神奈川県伊勢原市下糟屋143)
タイトル:東海大学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクト
     第16回医療セミナー「筋肉貯金~寝たきり予防を始めよう~」
講師  :八田 有洋〔はった ありひろ〕
     本学体育学部生涯スポーツ学科 准教授
     筑波大学大学院博士課程体育科学研究科単位取得退学、筑波大学体育科学系助手、筑波大学大学院人間総合科学研究科講師、
     横浜薬科大学准教授を経て2014年より現職。研究分野は運動生理学。
    「高齢者の筋力トレーニングと認知機能」「トップアスリートのパフォーマンスに関する筋電図学的研究」などのテーマで研究・教育に携わる。
参加費 :無料
事前申込:不要

一般の方からのお問い合わせ:東海大学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクト
ホームページ:https://www.u-tokai.ac.jp/effort/activity/challenge/
       TEL.:0463-50-2504
       Ⅿail :hospitalvolunteer.tokai@gmail.com
       Twitter:「病院ボランティアプロジェクト」で検索

■本件に関するお問い合わせ
東海大学チャレンジセンター 担当:高橋・島村 
TEL.0463-50-2504(直通)

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