東海大学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクト 第15回医療セミナー「認知症の予防 ~認知症にならないためにすべきこと~」を開催

2018年02月08日

東海大学チャレンジセンター病院ボランティアプロジェクトでは、2月24日(土)14:00より、本学伊勢原校舎の松前記念講堂において、第15回医療セミナー「認知症の予防~認知症にならないためにすべきこと~」を開催いたします。
日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の約7人に1人が認知症と推計されます。さらに、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、同患者数は700万人(約5人に1人)に達すると見込まれています。〔厚生労働省2015年1月推計値〕
12年間にわたり、世代交代しながら本学医学部付属病院で病棟ボランティア活動を実施している同プロジェクトメンバーたちは、日々の活動の中で、認知症患者やご家族の苦労を目の当たりにしてきました。今回のセミナーは、メンバーたちのそうした経験をベースに企画されたもので、将来認知症を発症するリスクを減らすために必要な知識について、幅広い世代の方を対象に情報発信することを目的としています。
当日は、一般社団法人 認知症高齢者研究所 代表理事長兼所長の羽田野 政治(はたの まさはる)氏を講師に迎え、「認知症の予防 ~認知症にならないためにすべきこと~」のテーマでご講演いただきます。また講演後には、クイズや実演を交えながら、参加者の皆さまと一緒に認知症について考える、質疑応答の時間を設けています。

■病院ボランティアプロジェクトについて
「患者さんの目線に立ち、入院患者さんの不安要素を緩和する」という理念のもと、東海大学医学部付属病院で病棟ボランティアとして患者さんの身の回りのお世話をするほか、院内コンサートの企画や、小児患者を対象にした手作り絵本の制作および読み聞かせなども実施。今回15回目を数える医療セミナーもこうした活動の一環として開催するものです。

■開催概要
日  時:2018年2月24日(土)14:00~16:15(開場13:30)
会  場:東海大学伊勢原校舎 松前記念講堂(神奈川県伊勢原市下糟屋143)
内  容:東海大学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクト第15回セミナー「認知症の予防~認知症にならないためにすべきこと~」
講  師:羽田野 政治〔はたの まさはる〕
     1994年から認知症高齢者のケア研究に専心。2002年より横浜福祉研究所所長、2011年より一般社団法人認知症高齢者研究所代表理事兼所長を務める。カナダ・アルバータ州立大学院リハビリテーション医学部の宮崎雅子准教授らと脳科学を活用した認知症緩和ケアを共同研究。介護の現場に医療の科学的分析手法を導入したキョウメーションケア理論は、国内外の学会で数々の賞を受賞、海外からも関心を寄せられている。現在はグループホームや有料老人ホームなどの認知症ケア現場で教育・研究活動を行っている。
参 加 費:無料
事前申込:不要
一般の方からのお問い合わせ:東海大学チャレンジセンター 病院ボランティアプロジェクト 代表 渡邊 花香(わたなべ はなか)TEL.0463-50-2504、E-mail 6bey1116@mail.u-tokai.ac.jp

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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