フードロス削減へ 6年生児童がエコ・クッキングに挑戦 ~インストラクター招き、身近な食料問題・温暖化対策を学ぶ~

2024年10月31日

 東海大学付属静岡翔洋小学校では、115日(火)、クッキングインストラクターなどをお招きして、本校の6年生(52人)を対象に「エコ・クッキングで朝ごはんメニューを作ろう」と題した特別授業を本校調理室で実施いたします。

昨年のエコ・クッキングの様子.png

 本来ならまだ食べられるのに、賞味期限切れや食べ残し、売れ残りなどで食品が廃棄される食品ロス(フードロス)。国際社会でも問題視されており、日本では法整備を含め、解決に向けた取り組みが推進されています。食品ロスは主に家庭系と事業系に大別されます。農林水産省と環境省の2021年度の推計によると、家庭系食品ロスは全体の約47%を占めており、毎日の生活の中で一人ひとりが意識して減らしていける食品ロスでもあります。

 

 児童たちに食品ロス問題に関心を持ってもらおうと実施する今回の特別授業には、県内の小学校などで食品ロス削減などの啓発活動を行っている静岡ガス エネリアショールーム静岡からエコ・クッキングインストラクターとナビゲーターのお二人を講師にお招きします。産地で収穫された食べものは、各家庭での片付けまでのすべてのプロセスで資源やエネルギーが消費されていますが、一般消費者が直接関わることができる、買い物、調理、食事、片づけの場面で、環境に配慮した工夫をするのがエコ・クッキングです。授業では、エネルギー消費の少ない食材の選び方や無駄なく使いきる工夫、チラシを利用したごみ入れ作りなどを学びます。また、今回は実際に「キャベツとツナの炒め物」の調理にチャレンジし授業で学んだことを実践します。

※「エコ・クッキング」は東京ガスの登録商標です。

 

 本校では、地球市民として未来を創造していく子どもたちが、地域だけでなく地球規模で起こっている環境問題について学び、環境保全のために自分たちは何ができるかを考えることが重要であるとの認識から、年間を通じてこのような環境教育を積極的に展開しております。

 

■実施概要

日時

2024115日(火)①8451015、②10301200

※同じ内容を2回実施

会場

東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部 調理室

(所在地:静岡市清水区折戸3-20-1)

講師

静岡ガス エネリアショールーム静岡

 エコ・クッキングインストラクター  山村美由紀氏

エコ・クッキングナビゲイター         鈴木恵氏

参加児童

本校6年生52名(2クラス)

テーマ

エコ・クッキングで朝ごはんメニューを作ろう

 

■スケジュール

内容

8:45

10:30

挨拶

8:50

10:35

エコ・クッキング講義

・環境のことを考えた買い物、料理、片付け

・食品ロスについて

・チラシで作るごみ箱の紹介

9:10

11:55

朝食についての話、調理の説明・デモンストレーション

9:35

11:20

調理実習開始(キャベツとツナの炒め物)

10:00

11:45

料理完成・試食(試食中に5大栄養素の話)

10:10

11:55

片付け

10:15

12:00

終了(予定)

<この件に関するお問い合わせ>

東海大学付属静岡翔洋小学校 

TEL.054-334-2408FAX.054-334-9950

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