海外研修「ウラジオストク航海」出港式のご案内~北海道大、新潟大、近畿大、本学の学生たち65名が留萌港から出港~

2018年07月31日

東海大学では、来る8月8日(水)10:30より、留萌産業会館(北海道留萌市錦町)において、「平成30年度海外研修 ウラジオストク航海」の出港式を挙行いたします。

 「ウラジオストク航海」は、文部科学省の平成29年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~ロシア、インド等との大学間交流形成支援」に採択された本学の教育プログラム「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成 ―主に極東地域の経済発展を目的として―」の一環として実施するものです。このプログラムは、日露間の関係深化と経済発展に資する人材の育成を目指しており、今回の「ウラジオストク航海」では、本学所有の海洋調査研修船「望星丸」を利用してウラジオストクの極東連邦大学を訪問、日本の学生とロシアの学生がさまざまな交流活動を行います。

また、留萌港からウラジオストク港、そしてウラジオストク港から清水港までを計8日間かけて航海(乗船日数は7日間)する望星丸の船内では、本学のほか、北海道大学、新潟大学、近畿大学の国内4大学の学生と、ウラジオストクから乗船するロシアの極東連邦大学、サハリン国立総合大学の学生、教職員など約120名が集い、日本語・ロシア語講座や各種ワークショップ、学生会議などを協働で実施しながら船内での交流を深めます。


■「ウラジオストク航海 出港式」実施概要
日時   :2018年8月8日(水)10:30~11:00(報道受付10:00より会場にて)
会場   :留萌産業会館(所在地:留萌市錦町1-1-15)
内容   :主催者挨拶         東海大学 学長 山田 清志
(予定)   研修団・プログラム紹介  東海大学 国際教育センター所長 山本 佳男
      来賓挨拶         北海道留萌振興局 局長 松浦 豊氏
                   留萌市長 中西 俊司氏
                   北海道大学 総長 名和豊春氏
                   新潟大学 副学長 高橋秀樹氏
                   近畿大学インターナショナルセンター担当副学長 藤原 尚氏
      学生代表挨拶
      花束贈呈         留萌市長中西俊司氏から東海大学山田清志学長へ
      支援品(飲料)贈呈    新星マリン漁業協同組合代表理事組合長山田徹氏から学生代表へ

      記念撮影
      ※出港式終了後、留萌港北岸ふ頭に移動し、留萌高等学校吹奏楽部の皆様による演奏の中、
      大漁旗を掲げた漁船の随行のもとで、12時に望星丸はウラジオストクへ向けて出港いたします。
      ※出港時間は前後する可能性があります。

■「ウラジオストク航海」実施概要
期間        :2018年8月8日(水)~15日(水)〔予定〕(乗船日数7日間)
参加学生      :【往路】留萌港→ウラジオストク港
(予定)         乗船期間:8月8日(水)~10日(金)
            東海大学42名、北海道大学12名、新潟大学4名、近畿大学7名(計65名)
           【復路】ウラジオストク港→清水港
            乗船期間:8月12日(日)~15日(水)
            東海大学42名、北海道大学12名、新潟大学4名、近畿大学7名、
            極東連邦大学34名、サハリン国立総合大学5名(計104名)

寄港地および主な活動:【往路】留萌港→ウラジオストク港
            乗船期間:8月8日(水)~10日(金)
            東海大学42名、北海道大学12名、新潟大学4名、近畿大学7名(計65名)
           【復路】ウラジオストク港→清水港
            乗船期間:8月12日(日)~15日(水)
            東海大学42名、北海道大学12名、新潟大学4名、近畿大学7名、
            極東連邦大学34名、サハリン国立総合大学5名(計104名

■文部科学省「大学の世界展開力強化事業」での本学教育プログラム採択について
文部科学省の平成29年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~ロシア、インド等との大学間交流形成支援」において、本学の提案する教育プログラム「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成―主に極東地域の経済発展を目的として―」が採択されました(2017年8月)。文科省の同事業は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力強化を目指し、11年度から実施されているもの。17年度は、ロシア、インド等の大学との間で教育連携プログラムを実施する「交流推進プログラム」(タイプA)と「プラットフォーム構築プログラム」(タイプB)で募集が行われ、本学はタイプAで採択されました。
本学は1973年、日本の高等教育機関として初めてモスクワ国立大学と交流協定を締結したほか、89年にはウラジオストクの極東連邦大学とも交流協定を締結。文化交流や学生の相互派遣など幅広い分野でロシアの高等教育機関との連携を深めてきました。今回の採択プログラムでは、極東連邦大学をはじめ同地区にある極東総合医科大学、サハリン国立総合大学のほか、モスクワ国立大学や国立研究大学高等経済学院とも連携し、ロシアの社会問題でもあり日露両政府間で合意する「8項目の経済協力プラン」の一項目目に盛り込まれている「健康寿命の伸長」と、「高いQOL(Quality Of Life)を保つ健康長寿社会」の創出に取り組んでいきます。
特に、国内の医療機器メーカーや商社、医療・病院コンサルタントとコンソーシアムを結成して、読影医や画像診断技師を養成する検診人材実務者研修を実施し、極東地域で建設計画が進められている画像診断・検診センターで実務を担う人材を育成。また、ライフケア分野に興味を持つ学生を対象にした海外研修や交換留学プログラムなどを実施し、ライフケア分野に関する広い専門知識や実務への応用力、そして確かな語学力とコミュニケーションスキルを備え、日露の健康寿命伸長や日本型ライフケア産業の輸出、極東地域における投資拡大に貢献する人材の育成を目指します。

■本件に関するお問い合わせ
東海大学 教学部札幌教学課広報担当 小栗・鈴木
TEL. 011-571-5111(代表)
<航路図>

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