5年生が「三保海岸ビーチコーミング」&「深海魚ミズウオの解剖」を体験~プラスチックゴミは深海魚の胃の中にも! 駿河湾の環境問題を考える特別授業~

2018年10月19日

▲過去の「ミズウオの解剖」の様子
東海大学付属静岡翔洋小学校では、来る10月24日(水)に行われる5年生の「総合的な学習」の授業において、「三保海岸ゴミ漂着の謎を追え」と題して「ビーチコーミング」と「ミズウオの解剖」を体験いたします。

この授業は、本校の特色の一つである環境教育の一環として行われるものです。当日は、東海大学海洋科学博物館の学芸員とともに、三保真崎海岸に打ち上げられた漂着物を調査する「ビーチコーミング」を行います。このビーチコーミングでは、漂着物を「山からの漂着物」「海からの漂着物」「人間が作りだした漂着物」に分類し、どこからの漂着物が最も多いのか検証します。また、ビーチコーミング終了後は、会場を東海大学海洋科学博物館に移し、駿河湾で捕獲された深海魚「ミズウオ※」を解剖して胃の中に残ったプラスチックなどのゴミを観察。児童たちは、これらの活動を通して環境汚染問題について学び、環境汚染を食い止めるために自分たちに今できることを考えます。
※ミズウオ:深海に生息し、魚などの獲物を丸飲みにする獰猛な性質をもつ魚。ミズウオの胃からプラスチックやビニールなどの人工的なゴミが見つかっています。

本校では、総合学園としてのさまざまなリソースを活用し、教育・研究の成果を学園の内外に広く還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。本取り組みも、そうした考え方に基づいて行うものです。


■開催概要
日 時 :2018年10月24日(水)13:00~15:25(報道受付は12:00より現地にて)
    13:00~ ビーチコーミング
    14:00~ ミズウオの解剖観察
会 場 :ビーチコーミング…東海大学海洋科学博物館裏の三保真崎海岸
    ミズウオの解剖……東海大学海洋科学博物館講堂(静岡市清水区三保2389)
参加者 :本校5年生24名

■この件に関するお問い合わせ
東海大学付属静岡翔洋小学校 担当:秋原
TEL.054-334-2408(当日のみ090-1986-1442〔秋原〕)FAX.054-334-9950 

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