第430回望星講座「アジア諸国における世界遺産の現実」を開講

2018年10月16日

学校法人東海大学 望星学塾では、来る11月17日(土)14:00より、第430回望星講座「アジア諸国における世界遺産の現実」を開講いたします。

過去から現在、そして未来へと引き継がれる世界遺産。日本では、今年6月に新たに登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」などの文化遺産や、鹿児島県「屋久島」などの自然遺産を多数有し、観光地としても人気を博しています。一方、外国に目を移すと、アフガニスタン中部の世界遺産「バーミヤン遺跡」の2体の仏像が旧支配勢力タリバンによって破壊されるなど、世界遺産を巡りさまざまな問題も生じています。世界遺産というブランド名が持つ華やかなイメージとは裏腹に、現代社会が直面する実に深刻な危機や問題と密接に関わっているのが、世界遺産の実態と言えるでしょう。

本講座では、西アジア考古学や文化遺産学を専門とする、本学文学部歴史学科考古学専攻の有村誠准教授が講師を務め、自身も調査活動に参加してきたバーミヤンをはじめとするアジア各地の世界遺産の“裏側”について紹介するとともに、世界遺産の本来あるべき姿を考えていきます。

望星学塾では、地域の生涯学習の場として、望星講座をはじめとしたさまざまな講座や教室を開講し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を地域に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。

■実施概要
日時  :2018年11月17日(土)14:00~15:30
会場  :学校法人東海大学 望星学塾 1階ホール(東京都武蔵野市西久保1-17-1)
定員  :80名(定員になり次第締切)
講師  :有村 誠(東海大学文学部歴史学科考古学専攻 准教授)
参加費 :500円(会場整理費)
申込方法:住所、氏名(フリガナ)、電話番号を明記の上、前日までに電話、FAX、
     メールのいずれかで学校法人東海大学 望星学塾までお申し込みください。
     TEL. 0422-51-0161(月~金曜 10:00~17:00)FAX. 0422-53-1025  
     E-mail. bosei@tokai.ac.jp
     ※個人情報は、本件以外の目的での利用はいたしません。
後援  :武蔵野市教育委員会、東海大学同窓会三多摩支部

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