創立者生誕記念講座(第429回望星講座)「松前重義と日本武道館 ~1964年から2020年へ 武道のこころとかたち~」

2018年10月02日

▲1964年 東京オリンピック直前 竣工当時の日本武道館
学校法人東海大学 望星学塾では、来る10月27日(土)14:00より、創立者生誕記念講座(第429回望星講座)「松前重義と日本武道館 ~1964年から2020年へ 武道のこころとかたち~」を開講いたします。

1964年のオリンピック東京大会で正式種目になった柔道。その会場となったのが日本武道館です。日本武道館建設にあたっては「世界に誇る武道の大殿堂を東京の中央に建設して、斯道の発展普及を図りたい」※として、当時、衆議院議員だった本学創立者・松前重義を含む柔道愛好者の国会議員が尽力しました。設計は、松前の盟友で建築家の山田守が担当。親しみを込めて「九段下の玉ねぎ」とも称される擬宝珠を頂く八角形の大屋根の稜線は富士山がモチーフで、日本の文化と自然を象徴しています。なお、松前は62年1月に設立された財団法人日本武道館の副会長に就任し、75年11月から91年8月までは第四代会長を務めました。
※出典元:公益財団法人日本武道館『公益財団法人日本武道館五十年史』

当日は、建築家・山田守の研究者で建築意匠や近代建築史が専門の東京家政学院大学現代生活学部現代家政学科・大宮司勝弘助教を講師にお迎えし、「日本武道館の建築的価値について」と題して、美しく雄大な武道の殿堂を設計した山田守の設計理念や建築的価値などについて解説していただきます。また、本学体育学部武道学科教授で望星学塾副塾長を務める橋本敏明が、「国際友情の大道を築こう」と題し、武道を愛し武道を通じて国際平和を追求した創立者・松前重義の理念についてお話しします。

望星学塾では、地域の生涯学習の場として、望星講座をはじめとしたさまざまな講座や教室を開講し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を地域に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。

■実施概要
日時  :2018年10月27日(土)14:00~15:30
会場  :学校法人東海大学 望星学塾(東京都武蔵野市西久保1-17-1)
定員  :80名(定員になり次第締切)
演題  : ◇「日本武道館の建築的価値について」
       講師/大宮司 勝弘氏
         (東京家政学院大学現代生活学部現代家政学科 助教)
     ◇「国際友情の大道を築こう」
       講師/橋本 敏明
         (学校法人東海大学望星学塾 副塾長、本学学園史資料センター 所長、本学体育学部武道学科 教授)
参加費 :500円(会場整理費)
申込方法:住所、氏名(フリガナ)、電話番号を明記の上、前日までに電話、FAX、
     メールのいずれかで学校法人東海大学 望星学塾までお申し込みください。
     TEL.0422-51-0161(月~金曜 10:00~17:00)FAX.0422-53-1025
     E-Mail. bosei@tokai.ac.jp
     ※個人情報は、本件以外の目的での利用はいたしません。
後援  :武蔵野市教育委員会、NPO法人柔道教育ソリダリティー、東海大学建築会、東海大学同窓会三多摩支部


■本件に関するお問い合わせ・読者の皆様からのお問い合わせ
学校法人東海大学 望星学塾 担当:有賀(ありが)・蓮見(はすみ)
TEL.0422-51-0161

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