第426回望星講座「重力波の観測」~2017年ノーベル物理学賞 わたしたちの生活を大きく変える「重力波」を解説~

2018年06月26日

学校法人東海大学 望星学塾では、来る7月14日(土)14:00より、第426回望星講座「重力波の観測」を開講いたします。

アインシュタインは、1916年に発表した「一般相対性理論」の中で時空のさざ波「重力波」の存在を予言していました。その後、約100年に及ぶ技術開発の結果、2015年に米国のレーザー干渉計重力波観測所(LIGO)によって初めて「重力波」の直接観測に成功し、現在に至るまでに5つの「ブラックホール連星合体」と1つの「中性子星連星合体」を観測。2017年のノーベル物理学賞では、この重力波を初めて検出した「LIGO」を率いた3氏が受賞しました。日本でも岐阜県に大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)を建設し、2019年の観測開始に向けて開発研究が進んでいます。

当日は、KAGRAの開発研究に携わる東京工業大学理学院物理学系准教授の宗宮健太郎氏を講師にお迎えし、アインシュタインが「重力波」を予言してから観測に成功するまでの100年の歴史を紐解きつつ、ブラックホールや望遠鏡における量子揺らぎなどについてもわかりやすく解説していただきます。

望星学塾では、地域の生涯学習の場として、望星講座をはじめとしたさまざまな講座や教室を開講し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を地域に還元することで、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。


■実施概要
日時  :2018年7月14日(土)14:00~15:30
会場  :学校法人東海大学 望星学塾 1階ホール(東京都武蔵野市西久保1-17-1)
定員  :80名(定員になり次第締切)
講師  :宗宮 健太郎氏(東京工業大学理学院物理学系 准教授)
参加費 :500円(会場整理費)
申込方法:住所、氏名(フリガナ)、電話番号を明記の上、前日までに電話、FAX、
     メールのいずれかで学校法人東海大学 望星学塾までお申し込みください。
     TEL. 0422-51-0161(月~金曜 10:00~17:00)FAX. 0422-53-1025  E-mail. bosei@tokai.ac.jp
     ※個人情報は、本件以外の目的での利用はいたしません。
後援  :武蔵野市教育委員会、東海大学同窓会三多摩支部

■本件に関するお問い合わせ・読者の皆様からのお問い合わせ
学校法人東海大学 望星学塾 担当:有賀(ありが)・蓮見(はすみ)
TEL.0422-51-0161

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