学校法人東海大学 望星学塾では、来る5月26日（土）14：00より、第424回望星講座「先進国の危機 －戦争をどう回避するか－」を開講いたします。

21世紀の国際社会は、数百年に一度の転換期にあると言われています。9.11同時多発テロ以降、イスラム諸国と米国の軋轢が決定的となり、その後もリーマンショック、ユーロ危機などが世界を揺るがせました。英国がEUを離脱した欧州は、地域統合とナショナリズムの狭間で苦悩。トランプ政権下の米国は、経済力で中国や新興国に席巻されています。東アジアでは、核ミサイルを含む対立が深刻化するなか、突如、米朝会談の報が世界を駆け巡りました。国際政治学者オルガンスキが「パワーの転換時、戦争の可能性が高まる」と歴史を分析しているように、国際社会では不協和音が次第に高まっています。

本講座では、国際政治学や国際関係学などを専門とする羽場久美子氏（青山学院大学国際政治経済学部教授、グローバル国際関係研究所所長）を講師に招聘。国際社会の現状を解説していただいた上で、第1次世界大戦や冷戦期と冷戦後の欧州安全保障協力会議（機構）の役割を分析しながら、東アジアにおいて、先進国危機がもたらす“戦争”を回避するための戦略について考えます。なお、人類の恒久平和と調和のとれた文明社会の実現を理想に掲げる学校法人東海大学では、今年2月から5月の望星講座において、ロシアを含む東アジアの諸問題をテーマとして取り上げ、各回とも当該分野の第一人者を講師としてお招きしています。

■実施概要
日　時：2018年5月26日（土）14：00～15：30
会　場：学校法人東海大学 望星学塾 1階ホール（東京都武蔵野市西久保1-17-1）
定　員：80名（定員になり次第締切）
講　師：羽場 久美子氏（青山学院大学国際政治経済学部 教授）
参加費：500円（会場整理費）
申込方法：住所、氏名（フリガナ）、電話番号を明記の上、前日までに電話、FAX、メールのいずれかで
　　　　　学校法人東海大学 望星学塾までお申し込みください。
　　　　　※個人情報は、本件以外の目的での利用はいたしません。
後　援：武蔵野市教育委員会、東海大学同窓会三多摩支部

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 望星学塾 担当：有賀（ありが）・蓮見（はすみ）
TEL：0422-51-0161（月～金曜 10：00～17：00）
FAX：0422-53-1025
E-mail：bosei@tokai.ac.jp