駿河湾深海の掃除屋!?「オオグソクムシ」に直接触れる観察会~グロテスクな容姿に子どもたちも興味津々!怖がる子は3Dプリンター版で体験~

2019年02月22日

認定こども園 東海大学付属静岡翔洋幼稚園では、来る2月26日(火)13:30から、本園全園児を対象とした「オオグソクムシ観測会」を実施いたします。

オオグソクムシは、駿河湾などの深海にすむ甲殻類の一種で、ダンゴムシやフナムシなどの仲間である等脚類では国内最大種、体長は約15 cmになります。網にかかった魚を食い荒らすことから漁師には敬遠されているものの、魚の死体も餌とすることから“深海の掃除屋”としての役割も担っています。近年では、焼津市の漁師の発案でオオグソクムシの粉末入り煎餅が発売され、人気を博しています。

当日は、東海大学教養学部人間環境学科の日比慶久非常勤講師が、駿河湾で捕獲されたオオグソクムシ十数匹を持って来園。その食性や生息場所、動き方などについて、わかりやすく解説してもらいます。さらに、園児たちが実際にオオグソクムシに触れ、手ざわりや色、においなどを五感で体験。怖くて触れることのできない園児は、3Dプリンターで原寸大に再現された模型を使ってオオグソクムシの体の構造などを学びます。

本園では、園児たちの豊かな情操を育むため、総合学園としてのリソースを活用したさまざまな体験活動を教育の中に取り入れています。この観察会もそうした取り組みの一環に位置付けられるものです。

■実施概要
日時 :2019年2月26日(火)13:30~14:30
    〔年少/13:30~、年中/13:50~、年長/14:10~〕
    ※報道受付は13:00より本園事務室にて
会場 :認定こども園 東海大学付属静岡翔洋幼稚園 園庭(静岡市清水区折戸3-20-1)
参加者:本園全園児122名(予定)
講師 :東海大学教養学部人間環境学科自然環境課程 非常勤講師 日比慶久氏
内容 :日比講師によるオオグソクムシの解説、オオグソクムシとのふれあいなど

■この件に関するお問い合わせ
認定こども園 東海大学付属静岡翔洋幼稚園 担当:増田
TEL.054-334-0619 FAX.054-335-5099

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