有料入館終了直前 半世紀の軌跡振り返るシンポジウム 3月26日開催 ~館長の基調講演や研究成果紹介など 老舗水族館バックヤードツアーも~

2023年03月22日

東海大学海洋学部博物館では、3月26日(日)13:00より、海のはくぶつかんシンポジウム「東海大学海洋科学博物館の『これまで』と『これから』」を開催いたします。

 

1970年開館の海洋科学博物館、および1981年開館の自然史博物館は3月31日(金)をもって有料入館を終了し、4月以降は学芸員養成や海洋研究を中心とした高等教育研究機関として、50年以上にわたって蓄積してきた標本や飼育展示技術を活用していくことが決まっています。本シンポジウムは有料入館終了を前に、これまでに来館いただいた皆さまに感謝の意をお伝えしようと企画したものです。冒頭では、館長の村山教授が「海洋科学博物館のこれまでとこれから ―新たな飛躍に向けて―」と題して基調講演を行います。続く講演では、本学海洋学部の教員と博物館が協働で取り組んできた研究の一例や学芸員の研究成果などを紹介。最後には参加者の皆さんを博物館のバックヤードにご案内し、水槽の裏側や標本室、実験室などを見学していただく予定です。

 

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、より良い地域社会づくりに寄与していきたいと考えています。本シンポジウムも、そうした本学の考えを体現するものです。

 

開催概要

日時

2023年3月26日(日)13:00~16:10

会場

東海大学海洋科学博物館 1階講堂(所在地:静岡市清水区三保2389)

対象

高校生以上70名(予定)

内容

基調講演/海洋科学博物館のこれまでとこれから ―新たな飛躍に向けて―(館長 村山司)

講演/本学海洋学部教員2名および本学海洋学部博物館学芸員2名による研究成果紹介

バックヤードツアー

主催

東海大学海洋学部博物館

<有料入館最終日のセレモニーについて>

本館の有料入館最終日となる331日(金)の閉館間際(1645頃)には、本館入り口付近において、職員一同が当日の来館者に感謝の意を表すセレモニーを執り行います。

<この件に関するお問い合わせ>

東海大学海洋学部博物館 担当:杉林・手塚・青木

TEL. 054-334-2385

 

 

■プログラム(予定)

時間

内容

12:30

開場

13:00~13:10

開会の辞、挨拶(東海大学海洋学部博物館 館長 村山司)

13:10~13:35

基調講演

「海洋科学博物館のこれまでとこれから 新たな飛躍に向けて―」

(東海大学海洋学部博物館館長 村山司)

13:45~14:35

講演(それぞれ25分)

①    「海洋科学博物館の繁殖研究のあゆみ」

(東海大学海洋学部博物館学芸員 犬木義文)

②    「博物館と海洋環境問題・環境教育 〜駿河湾にもマイクロプラスチックは浮いているのか?〜」

(東海大学海洋学部准教授 廣瀬慎美子)

14:45~15:35

講演(それぞれ25分)

③    「標本を集め続けて3万点!50年の軌跡と今後の展望」

(東海大学海洋学部博物館学芸員 冨山晋一)

④    「ラブカの飼育にチャレンジする海洋科学博物館と大学の研究」

(東海大学海洋学部准教授 堀江琢)

15:35~15:40

閉会の辞

15:40~16:10

バックヤードツアー「老舗水族館バックヤードが語る水族館の歴史」

シンポジウム参加者を対象に、東海大学海洋科学博物館のバックヤードをご案内します。

 

以上

一覧へ戻る