東海大学海洋学部博物館では、静岡県高等学校理科教育研究会地学部会（研修会）の一環として、来る12月6日（木）13：00より、県内高等学校の理科教員および実習助手を対象とした「平成30年度 静岡県高等学校理科教育研究会　地学部会（研修会）」を開催いたします。

　この活動は、県内の高等学校で理科教育に携わる先生方に、実験や実習の方法論をお伝えし、各教育現場でのアクティブラーニングの実践に役立てていただくとともに、生徒の理科学習へのさらなる興味を喚起していただくことを目的として行うものです。

当日は、当博物館の学芸員が、恐竜をはじめとする古代生物や静岡県内の自然を、ジオラマや標本を用いて展示する本学自然史博物館をご案内し、博物館での課外学習を行う際のポイントなどについて解説。また、久能山で採取された土砂から貝類などの化石を取り出し、専用の道具や薬品などを用いて、余分な岩石や泥などを取り除く「化石クリーニング」を、参加者の皆さんに体験していただき、授業への活用方法について説明します。

本学では、さまざまなリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい社会づくりに貢献したいと考えています。本研修会もそうした本学の考えを体現するものです。

■「平成30年度　静岡県高等学校理科教育研究会地学部会（研修会）」開催概要
日時：2018年12月6日（木）13：00～17：00
会場：東海大学海洋学部博物館〔東海大学海洋科学博物館、東海大学自然史博物館〕
　　　（所在地：静岡市清水区三保2389）
対象：静岡県内高等学校の理科教員　約20名
担当：東海大学付属静岡翔洋高等学校 教諭（中部支部地学担当理事） 品川杏彩
主催：静岡県高等学校理科教育研究会 中部支部

■スケジュール
13：00～ 学芸員による東海大学自然史博物館展示の解説
　　　　　内容：東海大学自然史博物館の学芸員が、館内の恐竜の世界や脊椎動物の発展などを案内し、
　　　　　博物館での課外学習を行う際のポイントなどについて解説。
14：00～ 化石探しと化石クリーニング
　　　　　内容：久能山で採取された土砂から貝類等の化石を取り出し、余分な岩石や泥などを専門の道具、
　　　　　薬品を使って取り除く「クリーニング」を行います。
16：00～ 東海大学自然史博物館および東海大学海洋科学博物館の見学
　　　　　内容：水族館の要素と科学博物館の要素を併せ持つ、海洋に関する総合博物館「東海大海洋科学博物館」、
　　　　　ならびに恐竜をはじめとする古代生物や静岡県内の自然を、ジオラマや標本によって分かりやすく展示する
　　　　　「東海大学自然史博物館」を見学します。
17：00　　終了（予定）

■この件に関するお問い合わせ
東海大学付属静岡翔洋高等学校　担当：品川
TEL.054-334-0726／FAX.054-334-0827
携帯：090-6613-3568（品川 ※当日のみ）