東海大学付属静岡翔洋小学校では、5月25日（木）同校校外栽培園にて、2年生児童による「麦刈り」を実施いたします。
この「麦刈り」は、麦の穂が実り収穫期を迎える初夏の「麦秋」に合わせて毎年行う同校の恒例行事で、1993年から実施しております。今回、2年生が刈り取る麦は、1年生だった昨年11月、生活科の授業の一環として校外栽培園（約50㎡）に種をまき、今年1月の大寒の日には根張りを良くする「麦踏み」を行うなどして大切に育ててきたものです。

当日児童は、黄金色に実った麦の束を片手でしっかりと持ち、もう一方の手に持った鎌に力を込めて刈り取ります。なお、収穫した麦は、校内で1週間ほど天日乾燥させたのち、6月上旬に「足踏み脱穀機」など昔ながらの農機具を使って脱穀、製粉を行い、7月上旬には精製した小麦粉を原料にパン作りを行う予定です。

同校では、麦以外にも稲や野菜などの栽培、収穫、精製・加工、調理、消費といった食の一連の流れを体験する食育活動を実践しているほか、校内で飼育するヤギ、ウサギ、インコ、チャボなどへのえさやり、敷き藁の堆肥化、植物への施肥などの活動をとおして、児童が命の循環を学ぶ同校独自の自然科学教育プログラムも取り入れています。

■実施概要
日　時：2017年5月25日（木）9：55～11：45（予定）小雨決行
会　場：東海大学付属静岡翔洋小学校 校外栽培園（所在地：静岡市清水区折戸3-20-1）
参加者：東海大学付属静岡翔洋小学校 2年生59名（予定）

■本件に関するお問い合わせ
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