東海大学チャレンジセンター・熊本ソーラーカーチーム「ワールド・グリーン・チャレンジ」での優勝を目指し奮闘!~昨年2位の雪辱を果たせ!4年越しで製作するマシンを公開、学内試走も~

2018年07月13日

▲昨年の大会の様子
東海大学[熊本キャンパス]チャレンジセンター「メカトロマイスタープロジェクト」では、8月7日(火)~8月10日(金)まで秋田県大潟村で開催される「ワールド・グリーン・チャレンジ2018 ソーラーカー・ラリー」にアドベンチャークラスでの参戦を予定しており、現在車両製作を進めております。大会を前に7月21日(土)11:00~12:00に製作現場の公開、及びキャンパス内での試走を行います。

本プロジェクトは、「ソーラーカーレース鈴鹿2016」への参戦を目指して2014年からソーラーカー製作を開始。レースでの反省を踏まえて車両の改善を重ねた結果、昨年度参戦した「ワールド・グリーン・チャレンジ」では、クラス・総合共に2位という成績を残すことができました。現在は、その車体をベースに3年生が中心となって、「車体製作」「足回り」「電装」の3班で作業を分担。多様なメンバーが対話と協働をとおしてひとつになり、「総合優勝」を目指して、車体の改修、ステアリングや配線の改善、バッテリーボックスの新規製作などを手作業で進めています。特に今回は、キャノピー(コックピットの屋根)や車体全体のサイズを昨年度より一回り小さくして空気抵抗の低減に努めるとともに、自作のバッテリーボックスでバッテリー性能の向上を図りました。
 
なお、製作中のマシンは7月16日(月)に大分県日田市の「オートポリスサーキット場」で本番前の試走を行った上で調整を重ね、8月4日(土)に「ワールド・グリーン・チャレンジ2018 ソーラーカー・ラリー」会場の秋田県大潟村へ向け、熊本を出発します。


■マシン公開・学内試走の実施概要
日程 :7月21日(土)11:00~12:00
会場 :東海大学 熊本キャンパス 9号館9101教室(熊本市東区渡鹿9-1-1)
内容 :「ワールド・グリーン・チャレンジ2018ソーラーカー・ラリー」参戦に向けて作業が進められているソーラーカーの製作現場を報道関係者の
    皆さまに公開するとともに、キャンパス内において試走を実施。
    ※その他、日ごろの作業現場や熊本からの出発時なども可能な限りご取材を承りますので、
     ご希望の場合は前頁の担当者までお問い合わせください。
製作者:チャレンジセンタープロジェクト「メカトロマイスタープロジェクト」
    学生メンバー8名(予定)

■「ワールド・グリーン・チャレンジ2018 ソーラーカー・ラリー」大会概要
競技会名:「ワールド・グリーン・チャレンジ2018 ソーラーカー・ラリー」
日程  :8月7日(火) 入村受付・車検・予選
     8月8日(水) ソーラーカー・ラリー1日目
     8月9日(木) ソーラーカー・ラリー2日目
     8月10日(金)ソーラーカー・ラリー3日目
会場  :大潟村ソーラースポーツライン(秋田県大潟村)
主催  :ワールド・グリーン・チャレンジ組織委員会
※大会の取材については主催者までお問い合わせください

■車両の諸元表(予定)
車名 「Tokai Nextage」
全長 4,500mm
全幅 1,800mm
全高 1,100mm
車両重量 130kg
トレッド 1,200mm
ホイールベース 2,000mm
太陽光のみの巡航速度 80km/h
最高速度 120 km/h(レース設定)
太陽電池 Sun Power E60(米国)
モジュール化:Gochermann Solar Technology(独)
セル変換効率23.9%
出力1.39kW 6㎡
MPPT(※) 柏会 KW-MPPT 12系統
モーター ミツバ インホイールモータ M2096-III
バッテリー リチウムイオン電池 5 kg
ボディ材質 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)およびアラミド繊維強化プラスチック(AFRP)
タイヤ ダンロップ Solarmax D850 16インチ4輪
サスペンション ダブルウィッシュボーン
(ショックアブソーバは一般品を使用)
ブレーキ 油圧ディスク& 回生ブレーキ
(※)MPPT:Maximum Power Point Tracker(最大電力点追従回路)の略

■この件に関するお問い合わせ
東海大学熊本キャンパス 九州教学課 学部支援係 担当:福間
TEL.096-386-2621/FAX.096-386-2819

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