2023年度肝疾患医療センター市民公開講座「肝がん撲滅運動」を開講

2023年07月12日

東海大学医学部付属病院では、7月29日(土)14:00より、2023年度肝疾患医療センター市民公開講座「肝がん撲滅運動」を開講いたします。

 肝がんの多くはウイルス性肝炎が主な要因とされていましたが、近年注目されているのが脂肪肝を要因とした肝がんです。実は日本人の脂肪肝の原因で多いのは、お酒の飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるもので、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼ばれています。NAFLDには症状が軽く改善しやすい単純性脂肪肝(NAFL)と重症タイプの非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の2種類があり、特にNASHは放置すると肝硬変、肝細胞がんへと進行することが知られています。肝臓は「沈黙の臓器」。自覚症状がないまま病気が進むことが多いため、日頃から食生活に気を付け、適度な運動とともに定期的に検査などの対策が必要です。

今回の講座では、当病院の消化器内科医や薬剤師、管理栄養士がそれぞれの立場から、肝がんのメカニズムや最新の治療法、予防法などについて講演します。また、神奈川県がん・疾病対策課から鈴木信之氏を迎え、肝疾患の医療費助成について解説していただきます。講座の最後には、参加者の皆さまから寄せられた質問・相談にお答えする時間も設けています。

当病院は、肝炎対策基本法に基づき、神奈川県から「肝疾患診療連携拠点病院」に指定されており、肝疾患医療センターが中心となって、地域医療機関や専門医療機関との連携を進めています。また、肝疾患をお持ちの方やそのご家族、地域の皆さまを対象とする公開講座の開催や相談窓口の設置など、診療・研究成果の還元に努めるとともに肝疾患に関する情報を積極的に提供しています。今後もこうした講演会などをとおして、当病院が有するさまざまな知見や研究成果の社会還元に努め、よりよい地域社会づくりに貢献してまいります。


■開催概要
日時 : 2023年7月29日(土)14:00~16:00
会場 : 東海大学伊勢原キャンパス 松前記念講堂1階(神奈川県伊勢原市下糟屋143)
テーマ : 2023年度肝疾患医療センター市民公開講座「肝がん撲滅運動」
講演 :
①ウイルス性肝炎
 講師/東海大学医学部消化器内科学 教授 加川 建弘
②脂肪肝・脂肪肝炎
 講師/東海大学医学部消化器内科学 講師 荒瀬 吉孝
③肝がんの診断と治療
 講師/東海大学医学部消化器内科学 講師 鶴谷 康太
④慢性肝疾患でよく使うくすり
 講師/東海大学医学部付属病院薬剤科 進藤 悠果
⑤肝臓にやさしい食事~脂肪肝について~
 講師/東海大学医学部付属病院栄養科 安積 正芳
⑥肝疾患の医療費助成
 講師/神奈川県 がん・疾病対策課 鈴木 信之 氏
参加方法 : 事前登録不要。当日は直接会場にお越しください。
※ご質問等がある場合は事前にFAX・E-mailにて受付いたします。
参加費 : 無料
主催 : 東海大学医学部付属病院、一般社団法人日本肝臓学会
後援 : 神奈川県、伊勢原市、足柄上医師会、小田原医師会、茅ケ崎医師会、中郡医師会、秦野伊勢原医師会、平塚市医師会

<本件に関するお問い合わせ・一般の方からのお問い合わせ>
東海大学医学部付属病院 総務ユニット 市民公開講座受付
TEL.0463-93-1121(代表)内線2012~2014 FAX.0463-94-9058
E-mail i-soumu@tsc.u-tokai.ac.jp

▲市民公開講座「肝がん撲滅運動」の案内チラシ

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