国際文化学部デザイン文化学科「2020年度 卒業研究作品展」を開催~プロダクトデザイン・建築・グラフィックなど、4年間で学んだデザインの集大成を公開~

2021年02月03日

▲2020年度 卒業研究作品展のポスター
東海大学[札幌キャンパス]国際文化学部デザイン文化学科では、2月19日(金)から21日(日)までの期間、札幌市民ギャラリー1階 第3展示室において「2020年度 卒業研究作品展」を開催いたします。

本作品展は、卒業を控えた同学科の4年次生が、4年間の学びの集大成として、コロナ禍による不自由や不便を乗り越えながら1年をかけて取り組んだ卒業研究作品を、多くの皆さまにご覧いただこうと企画したものです。会期中は、「プロダクトデザイン系」「グラフィックデザイン系」「建築系」の3系統に分け、農作業用の新しいエプロン、PMDD(月経不快気分障害)を解説した小冊子、2025年大阪万博の日本館設計など、多彩な作品37点を会場に展示します。

本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。本学科の学生による卒業研究作品展も、そうした本学の考え方を体現する取り組みに位置付けられるものです。

■開催概要
会 期 : 2021年2月19日(金)~21日(日)12:00~18:00
      ※最終日は15:00まで
会 場 : 札幌市民ギャラリー1階 第3展示室
      (札幌市中央区南2条東6丁目)
      TEL.011-271-5471
入 場 : 無料

■展示作品の一例
【プロダクトデザイン系作品】
氏名:細井 寧音 Hosoi Nene
タイトル:農作業服をおしゃれに
サブタイトル:フード付きエプロンの提案

農作業服におしゃれの要素を取り入れることをテーマに、女性が普段使用するガーデンハットとエプロンの2つを合わせた「フード付きエプロン」を制作した。エプロンの下の両端には持ち手が付いていて、野菜を入れて運ぶこともできる。機能性を重視するとともに、農作業をする人のモチベーションが高まることを目指した。


【グラフィックデザイン系作品】
氏名:佐藤 文香 Sato Fumika
タイトル:PMDDのトリセツ
サブタイトル:PMDDを身近に感じる小冊子

PMDD(月経不快気分障害)は著しい抑うつ気分、不安や情緒不安定を引き起こす状態のことである。これによって人間関係悪化や社会活動が妨げられ、負の感情にとらわれてしまう女性も少なくない。
私は、社会と患者の関係性を上手く築くことを目指し、この問題についてより広く知識を広めるために、明るく前向きな印象の冊子を制作した。


【建築系作品】
氏名:平野 未紗 Hirano Misa
タイトル:2025年大阪万博・日本館設計
サブタイトル:SDGsと結び付けて

2025年に開催される大阪万国博覧会の日本館を設計した。パビリオンは「生産技術」「芸術文化」「自然」を展示のテーマとして日本を表現し、屋根は日本の象徴・富士山や和傘をイメージした。それぞれの施設は構造を変えており、特に中心となるE棟は木質フレーム構造とした。建物の中にも植栽し、自然が外界へ溢れ出す空間を演出した。


■本件に関するお問い合わせ
東海大学 札幌教学課 広報担当:鈴木
TEL.011-571-5111(代表)
プロダクトデザイン系作品
グラフィックデザイン系作品
建築系作品

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