「2017三河フィールドコンソーシアム 市民セミナー」開催 ~三河湾沿岸域がフィールドの研究者集結。三河湾の自然と人々の関係を考える~

2018年03月02日

東海大学海洋学部の研究者が中心となって構成する「三河フィールドコンソーシアム」では、3月11日(日)10:00より、西尾市幡豆公民館において「2017三河フィールドコンソーシアム 市民セミナー」を開催いたします。
今回の市民セミナーでは、「三河湾 人をつなげる豊かなフィールド」をテーマに、三河湾沿岸域で教育・研究活動を展開する研究者が一堂に会し、日頃の教育・研究の成果を市民の皆さまに紹介するとともに、三河湾の自然と人々の関係について皆さまと一緒に考えます。
本学部では、2009年度から2011年度までの期間、学校法人東海大学総合研究機構プロジェクト研究として、「三河湾幡豆町沿岸域における海洋生物データベース及び環境情報ネットワークの構築」をテーマに、幡豆町の地域資源とその活用に関するフィールド調査や、子どもたちを対象とした環境教育、地域活性化を推進するための諸活動などを展開してきました。また、2012年度から2016年度は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所による「エリアケイパビリティープロジェクト」の一環として、資金面を含む支援を受けながら、同地域を対象とした海洋生物や環境教育に関する調査・研究を地域の各種団体との協働のもとで展開。さらに昨年度、そうした調査・研究の協働体制を組織化した「三河フィールドコンソーシアム」を立ち上げ、引き続き調査・研究を進めてきました。今回の市民セミナーは、同コンソーシアムとして主催する初のセミナーとなります。

■開催概要
日時:2018年3月11日(日)10:00~12:40
会場:西尾市幡豆公民館 大会議室(所在地:西尾市寺部町林添89-1)
主催:三河フィールドコンソーシアム

■プログラム
10:00 ◇はじめの挨拶/特別講演者の紹介 川崎一平(東海大学海洋学部副学部長 海洋文明学科 教授)
10:05 ◇特別講演「三河湾の里海文化」 印南敏秀氏(愛知大学地域政策学部 教授)
10:45 休憩
10:55 ◇成果発表「干潟での実習授業、その5年間の結果」 脇幸輔(東海大学 大学院海洋学研究科修士課程1年次生)
11:20 ◇研究紹介「アマモ場の多様な生態系機能」 井坂友一 氏(北海道大学 学術研究員) 仲岡雅裕 氏(北海道大学理学部生物科学科 教授)
11:45 ◇研究紹介「干潟の地形とその変化を測る」 加藤茂 氏(豊橋技術科学大学建築・都市システム学系 教授)
12:10 ◇講演「三河湾フィールドコンソーシアムの立ち上げと期待」 石川智士氏(大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所 教授)
12:35 ◇おわりの挨拶 仁木将人(東海大学海洋学部環境社会学科 教授)
12:40 終了

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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