第2回 東海大学農学部・東京農業大学農学部 ジョイントセミナー「エネルギー作物の栽培と地域振興におけるバイオマス利用」

2017年07月11日

東海大学農学部と東京農業大学農学部では、7月29日(土)13:30から、第2回 東海大学農学部・東京農業大学農学部 ジョイントセミナー「エネルギー作物の栽培と地域振興におけるバイオマス利用」を実施いたします。

□熊本地震で被災した東海大学農学部に対し、東京農業大学農学部が連帯を表明したことで実現
本セミナーは、昨年の熊本地震で甚大な被害を受けた東海大学農学部(阿蘇キャンパス)に対して、東京農業大学農学部が現地を訪問し連帯を表明したことがきっかけで実現したもので、2回目となる今回は、第1部「セルロース系エネルギー作物の生育と栽培」、第2部「復興と地域振興に役立つバイオマス利用」の2部構成で実施します。

□セルロース系資源作物の生育から栽培の実践までの事例を報告する第1部
第1部では、「阿蘇の冷涼な気候におけるエリアンサス、ミスカンサス類の生育量」(発表者:山本 智紘/東海大学農学部 4年次生)、「エネルギー作物の栽培システムのデザイン」(発表者:金井 一成/東京農業大学大学院農業研究科 博士前期課程)、「エリアンサスの栽培・収穫技術開発の取り組み」(加藤 直樹/国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター 畜産草地研究領域 主任研究員)の各テーマで、セルロース系資源作物の生育・栽培から収穫までの実践についてそれぞれ報告します。

□バイオマスの実用化研究事例を紹介する第2部
続く第2部では、「エネルギー作物を利用した東日本大震災復興支援のデザイン」(森田 茂紀/東京農業大学農学部 教授)、「阿蘇における草本系バイオマスの活用とその利点」(中坊 真氏/NPO法人九州バイオマスフォーラム 事務局長)、「東海大学九州キャンパスにおけるバイオマス研究」(阿部 淳/東海大学農学部 教授)の各テーマで、生物由来の資源であるバイオマスによる震災復興・地域振興の実用化研究事例をそれぞれ紹介します。

■実施概要
日   時:2017年7月29日(土)13:30~17:00 
会   場:東海大学熊本キャンパス2号館4階2401教室(熊本市東区渡鹿9-1-1)
対   象:高校生・大学生・一般
参 加 費:無料(事前申込不要)
プログラム:13:30 開会の挨拶/主催者挨拶
     【第1部 セルロース系エネルギー作物の生育と栽培】
      13:40 「阿蘇の冷涼な気候におけるエリアンサス、ミスカンサス類の生育量」山本 智紘(東海大学農学部 4年次生)
      14:00 「エネルギー作物の栽培システムのデザイン」金井 一成(東京農業大学大学院農業研究科 博士前期課程)
      14:35 「エリアンサスの栽培・収穫技術開発の取り組み」加藤 直樹氏(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター 畜産草地研究領域 主任研究員)
      15:10 休憩
     【第2部 復興と地域振興に役立つバイオマス利用】
      15:25 「エネルギー作物を利用した東日本大震災復興支援のデザイン」森田 茂紀(東京農業大学農学部 教授)
      16:00 「阿蘇における草本系バイオマスの活用とその利点」中坊 真氏(NPO法人九州バイオマスフォーラム 事務局長)
      16:35 「東海大学九州キャンパスにおけるバイオマス研究」阿部 淳(東海大学農学部 教授)
      16:50 閉会の挨拶
      17:00 閉会
主   催:東海大学農学部、東京農業大学農学部

■本件に関するお問い合わせ
学校法人東海大学 経営企画室広報課
TEL:03-3467-2211(代表)
FAX:03-3485-4939
mail:pr@tokai.ac.jp

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