【お知らせ】「新型コロナウイルス感染症対応応急奨学金(給付型)」を新設~総額約1億5,000万円、一人あたり30万円を経済的に修学困難な学生に給付~

2020年05月22日

東海大学では、全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、保護者等の家計急変や学生本人のアルバイト収入激減などにより、経済的に修学が困難な状況となった本学学生ならびに大学院生に対する修学支援を目的に「新型コロナウイルス感染症対応応急奨学金(給付型)」を新設いたしました。
本学では、5月11日(月)から遠隔授業を開始するにあたり、インターネット環境の整備等を目的に全国7キャンパスの全学生・大学院生に対して、一人あたり1万円を上限(予算総額:約3億円)とする遠隔授業支援金の給付を4月17日(金)に決定し、5月11日より申請を受け付けております。
今回は、この遠隔授業支援金に加えて、経済的に修学困難な状況となった学生・大学院生を対象に、一人あたり30万円(予算総額:約1億5,000万円)の給付型奨学金を新設しましたので準備を整え、6月中に募集受付を開始します。
本学では従来から、自然災害や火災等による家屋の被災、または、主たる家計支持者の死亡・失職等で家計が急変し、学費の支払いが困難となった学生・大学院生に対して、応急奨学金(貸与型)を設けています。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響に鑑み、学生・大学院生の学業継続を支援します。また、4月20日までとしていた学費の納付期限につきましては、5月末まで延長することをすでに決定しています。今後も、必要に応じて各種の学生支援策を検討・実施していきます。
なお、「東海大学新型コロナウイルス感染症対応応急奨学金(給付型)」の対象者は次のとおりです。

■「新型コロナウイルス感染症対応応急奨学金(給付型)」概要
<対象者>
(1)大学および大学院に在籍する学生
(2)新型コロナウイルス感染症の蔓延を原因として、生計維持者の死亡、疾病、自営業における売り上げの減少、非自発的失職等により、家計が急変した場合で、学費の支弁が困難と認められる者
(3)当該年度に「大学等における修学支援に関する法律」に基づく支援又は本学の奨学金制度等により年間の学費相当額の支援を受けていない者
※応募者多数の場合には、家計状況や学業成績等の基準に従い選考委員会にて奨学生を決定します。
詳細については、後日、本学オフィシャルサイトにてお知らせします。
https://www.u-tokai.ac.jp/


■本件に関するお問い合わせ
東海大学 企画広報課 担当:喜友名・佐藤・水谷
TEL.0463-50-2402(直通)E-mail. pr@tsc.u-tokai.ac.jp

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