熊本地震10年、途絶えぬ祈り 犠牲の学生ら悼みキャンパスに献花台 ~記憶を「風化させない」決意新たに 被災の教訓を次世代の安全へ~

2026年04月07日

 東海大学[熊本キャンパス]では、2016年4月の熊本地震発生から10年の節目を迎えるにあたり、震災で亡くなられた本学農学部の学生をはじめ、犠牲となられた方々を追悼するため、4月16日(木)に熊本キャンパスおよび阿蘇くまもと臨空キャンパスの両拠点において献花台を設置いたします。

 2016年4月14日および16日、最大震度7の地震が立て続けに熊本県を襲い、県内に甚大な被害をもたらしました。本学においても旧阿蘇キャンパスを中心に深刻な被害を受け、志を持った農学部の学生3名が犠牲となりました。改めて、亡くなられた学生の方々とご遺族の皆様に対し、謹んで哀悼の意を表します。

 発災から10年が経過し、現在のキャンパスには、小学校あるいは中学校の頃に被災した当時の記憶を持つ学生がいる一方で、県外出身者など震災を直接経験していない学生も増えています。こうした中、震災の記憶を風化させず、震災を知る者がその教訓を共有し、知らない者が自分事として学び継ぐ「記憶のバトン」を繋いでいくことは、被災した教育機関として重要な社会的責務であると考えております。本年はその決意を新たにするべく、広く社会に向けて本取り組みを公開し、報道関係の皆様にご案内することといたしました。今回の献花台設置には、犠牲者への追悼の思いを絶やすことなく、当時の経験を確かな教訓として未来の防災・減災へつなげていくという、本学の強い思いを込めています。 

 当日は、熊本・阿蘇くまもと臨空の両キャンパスにおいて、午前1000分から午後400分まで献花の時間を設けます。熊本キャンパスの新1号館1階ロビーでは、1230分より木之内均副学長をはじめ、在学生や教職員が献花を行い、静かに祈りを捧げます。また、旧阿蘇キャンパスの後継として、震災後の2023年から新たな歩みを始めた阿蘇くまもと臨空キャンパスにおいても、ゲートプラザにて1230分より星良和農学部長らが献花を行う予定です。

 なお、414日(火)1000分より、南阿蘇村旧長陽西部小学校前の慰霊碑でも役職者による献花を行う予定です。

 本学は今後も、震災の記憶を大切に守り続けるとともに、防災意識の向上や、地域と連携した防災・減災に取り組んでまいります。

 

開催概要

日時

2026年4月16日(木)10:00~16:00

※12時30分から13時00分に木之内均副学長らが献花

会場

熊本キャンパス 新1号館1階ロビー(熊本県熊本市東区渡鹿9-1-1)

阿蘇くまもと臨空キャンパス ゲートプラザ(熊本県上益城郡益城町杉堂871−12)

※12時30分からの献花は各キャンパス同時に実施

献花者 

熊本キャンパス:木之内 均(副学長)、藤本 邦昭(文理融合学部長)、今川和彦(総合農学研究所長)、緒方道郎(九州カレッジ部長)ほか

阿蘇くまもと臨空キャンパス:荒木 朋洋(副学長付)、星 良和(農学部長)、安田 伸(大学院生物科学研究科長)、岡本 智伸(大学院農学研究科長)ほか

趣旨

「途切れることのない追悼の気持ち」を象徴する献花

 

<本件に関するお問い合わせ>

東海大学九州カレッジオフィス 入試広報担当

TEL.096-386-2608(直通)/E-mail  kuma-nyugaku@tokai.ac.jp

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