虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、心不全、不整脈を中心に血管疾患、高血圧、心筋症など循環器疾患全般に対して診療を行っています。 循環器疾患は発症から治療までの迅速な診断と治療が、生命予後を左右します。当科は専門のスタッフが大学付属病院ならではの最先端設備を用いて的確な診断・治療を行っています。
2014年より虚血性心疾患に対する心臓・血管内カテーテル検査・治療を24時間体制で対応させていただいております。
診断に不可欠な最新型の血管撮影装置、心臓マルチスライスCT、心臓MRIを装備し、経皮的冠動脈形成術(PCI)はPCPSやIABPのバックアップ機器はもちろんのこと、
最先端イメージング機器(OFDI血管内光干渉断層法)を使用し冠動脈の狭窄病変を質的に正確に評価し、低侵襲かつ安全正確にステント留置を行っているのが当科の特徴です。
急性期治療だけでなく、最新機器を使用し心臓病の早期発見に努めております。特に糖尿病患者さんの死因として多い、
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)は、糖尿病では症状がはっきりしないことが多いので、冠動脈CTや負荷心電図を行い早期発見に努めて適切な治療を行っております。
狭心症においては、冠攣縮性狭心症(異型狭心症)の診断や治療を積極的に行っております。
また原因がつきにくい持続性の胸痛として微小血管狭心症
や心筋架橋の存在が最近注目されております。
これらの診断および治療についても力を入れております。
→ 心臓MRI検査について
急性心不全に対してASV(アダプティブ・サーボ・ベンチレーション)Bi-level PAPなどの新しい呼吸補助デバイスを積極的に用い、 侵襲的な気管挿管を回避し適切な薬物治療をおこなうように心掛けております。退院を繰り返す慢性心不全の患者さんに対して増悪予防、 症状緩和、QOL向上を目指し、理学療法士、看護師、薬剤師、栄養士、臨床工学技士、 臨床検査技師、ソーシャルワーカーなどのコメディカルスタッフとも密に連絡をとり、チーム一丸となって心不全診療を行っていきます。
これまで行ってまいりました除脈性不整脈に対するペースメ-カー植え込み術に加え、頻拍性不整脈に対するカテーテルアブレーションも2015年より東海大学付属病院循環器内科との連携で、定期的に施行しております。
下肢血管の動脈硬化が原因で、血管が狭窄し、十分な血流を保てず、歩いている時に足のだるさや痛みが出てくる病気を下肢閉塞性動脈硬化症、足に潰瘍や壊死が生じた状態を重症下肢虚血と呼ばれています。重症下肢虚血は、下肢切断に陥る危険性が高く、また、生命予後も不良といわれています。当科では形成外科、リハビリ科、皮膚科、各内科と連携し、カテーテル治療PTA(経皮的血管形成術)や薬物治療などを中心に集学的に治療を行っております。最新式の末梢血管狭窄の評価法である皮膚組織灌流圧検査(SPP)や造影剤を使用しない腎臓にやさしいMRAによる狭窄評価も心掛けております。
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
午前(初再診) | 清岡 崇彦 | 脇 広昂 | 木村 学 | 脇 広昂 | 長谷川 実咲 | 長谷川 実咲 |
午前(再診) | 清岡 崇彦 | 岩田 理 (第4のみ, 予約のみ) | 木村 学 | 相川 実 | 長谷川 実咲 | 長谷川 実咲 |
午後(再診) | 清岡 崇彦 | 清岡 崇彦 | 木村 学 | * | 長谷川 実咲 | * |
〇ペースメーカー外来 第2,4木曜 14:30~ 木村
東海大学医学部付属大磯病院
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