学校法人東海大学望星学塾
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第441回望星講座

2019年度講座モットー「平和の理想忘れしな」
【演題】古墳と火山と太陽


今から1,700年前の西暦3世紀の日本列島では、各地に前方後円墳をはじめとする古墳が数多く築かれました。魏志倭人伝に登場する女王卑弥呼の墓もその最古の前方後円墳だったといわれます。それら前方後円(方)墳のなかには、墳丘の軸線が富士山や浅間山など均整のとれた火山の山頂に向けられたり、当時の夏至や冬至の日の出・日の入り方位に向けられていたりするものがあります。聖山信仰と太陽・北辰信仰との絡みが想定されます。こうした現象をどう理解すべきかを紹介します。

【講師】北條芳隆(東海大学文学部歴史学科考古学専攻教授)
【日時】2019年11月9日(土)14:00〜15:30
【場所】望星学塾 1階ホール
【会場整理費】500円(望星学塾会員無料)
【後援】武蔵野市教育委員会、東海大学同窓会三多摩支部

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第441回開催報告

11月9日(土)14:00より、「古墳と火山と太陽」をテーマに、東海大学文学部歴史学科考古学専攻の北條芳隆先生に講演頂きました。
北條先生は雲仙普賢岳と吉野ケ里遺跡の関係を例に挙げながら、最近の調査で判明してきた古墳と火山の関係を紹介。火山列島である日本において、富士山などに対する火山崇拝と祖霊祭祀が融合されていた可能性を指摘。また古墳の配置が、夏至や冬至など太陽の運行を意識して造営されている事をあげ、古代の社会が太陽の動きに合わせて農事や季節ごとの催事を行っていたと解説しました。
今後は国立天文台との共同研究で、日本人が火山や太陽などの自然環境と共存してきた様子を解き明かしていきたいと抱負を語りました。

次回の望星講座は、「太陽に影響される我々の社会 ―宇宙天気とは?―」をテーマに、自然科学研究機構国立天文台ALMAプロジェクト助教の下条圭美先生に登壇頂きます。詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

12月7日(土)「太陽に影響される我々の社会 ―宇宙天気とは?―」のご案内(PDF)
https://www.tokai.ac.jp/bosei/2019/kouza/pdf/442kouza.pdf


北條芳隆先生

 

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