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10月02日×閉じる
1974年10月02日ソ連・モスクワ大学から第1期交換留学生を受け入れ
第2次世界大戦後の東西冷戦が長引く中、日本とソビエト連邦(=ソ連、当時)、当時の国際交流は冷え込んだ状態が続いていたが、学園の創立者・松前重義は、「人と人の信頼関係を築くことこそが世界平和への第一歩である」と考え、ソ連や東欧諸国との交流を積極的に推し進めていった。1966年には、政財界の協力を得て民間交流団体「日本対外文化協会」を設立し、ソ連をはじめブルガリアなど共産主義を掲げていた国々との交流を開始。73年にはロモノーソフ記念モスクワ国立大学と学生の相互派遣を核にした学術交流協定を締結。74年に協定に基づいて1期生8名(大学院生5名、学部生3名)が湘南キャンパスへ留学してきた。ソ連から日本への留学生受け入れは戦後日本の大学として初めて。翌年には東海大学からもモスクワ大に留学生が派遣されている。
