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04月17日×閉じる
1991年04月17日ゴルバチョフ・ソ連大統領による講演会「日本の学生と語る」を東海大ほか5大学が共同で開催
ソビエト連邦のミハエル・ゴルバチョフ大統領(当時)による講演会「日本の学生と語る」が、東京・千代田区のホテルニューオータニで開催された。大統領の来日に合わせて東海大学と慶應義塾大学、創価大学、東京外国語大学、立命館大学、早稲田大学と共同で企画されたもの。東海大からは松前達郎学長(当時、現・総長)や教職員、学生45名が参加した。約300名の来場者を前に大統領は、「互いの文化の特色が生み出すモザイクの中に進歩の原動力があり、人類が時代の厳しい挑戦に応えられるか否かは科学者の手にかかっている」と指摘。教育において重要なことは、「若者が科学技術の成果を身につけるだけでなく、第一に命がこの上なく大切なものであることを認識することにある」と訴えた。
