髙野副総長にタイ王国から「ディレクナポン勲三等勲章」が授与されました

2016年03月28日

学校法人東海大学の髙野二郎副総長に3月22日、タイ王国から「ディレクナポン勲三等勲章」が授与されました。髙野副総長は、本学卒業後、1965年から教員に着任し、教学部長や学生部長を歴任したほか、副学長や学長などの要職を務めており、今回の勲章は本学とタイ王国の教育関連機関との継続的な協力などが評価されたものです。髙野副総長は、1965年から50年以上にわたって続いているモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)をはじめとする同国の教育機関への協力などに携わり、工学や科学技術分野での人材育成に尽力。両国の研究協力を奨励してきたほか、1997年にはシリキット王妃への名誉博士号授与、2009年のシリントーン王女への名誉博士号授与など、王族をはじめとする同国の要人の訪日にも関わってきました。

22日に東京・目黒にある在京タイ王国大使館で行われた授与式には、本学とKMITL、タイ王国政府の関係者が列席。バンサーン・ブンナーク大使が髙野副総長に勲章を伝達しました。髙野副総長は、「今回の勲章は、これまでタイと日本両国の交流に尽力し、兄弟ともいえる信頼関係を培ってきたKMITLと東海大学の関係者を代表して頂戴したものと思っております。今後も両大学が、貧困や紛争など世界にあふれる多くの問題に対して未来永劫続くパートナーとして向かい合い、ともに手を携えて平和な世界を実現するため、微力ながら今後も努力してまいります」とあいさつしました。

その後、東京・霞が関の東海大学校友会館に会場を移して本学主催のレセプションも開催。両国の関係者が出席し、タイ王国大使館のパカワット・タンサクン公使やKMITLのスチャッチャウィー・スワンサワット学長、山田学長から祝辞が寄せられ、教え子である石原良美理学部長から花束が贈呈されました。

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