学校法人東海大学望星学塾
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新年度ごあいさつ

松前柔道塾35周年記念
松前柔道塾開塾35周年記念式典

「柔道・友情・平和」の心を広げよう

松前柔道塾 塾長
橋本敏明

昨年の12月19日(日)、イスラエルとパレスチナの少年柔道チームを迎えて交流練習を行ないました。両チームは、本塾の師範でもある山下泰裕先生が設立したNPO法人柔道教育ソリダリティの招聘で来日し、26日(日)に福岡で開催された国際中学生柔道大会に出場しました。試合のほかに、東京や福岡、宮崎で日本の柔道少年と練習を重ねて親交を深めたわけですが、本塾での交流が来日して最初の練習だったせいか、道場での表情にはまだ硬さが感じられました。初めての日本、見るものすべてが珍しく、戸惑いもあったと思われます。練習では、楽しいゲームを取り入れて、身体と心をほぐすことに留意しました。
その私達の気遣いを引率の指導者は見抜かれて、私に感謝の言葉を述べられました。そして、「日本の子どもたちには笑顔があり、素晴らしいですね」と言われたのです。私は、思わずイスラエルとパレスチナの少年たちの表情を見ました。
紛争地域に暮らす人々にとって、笑顔が平和の象徴なのかもしれません。子どもたちの表情は、社会の有様を反映しているのです。今回の招聘は、山下先生が「柔道を通して対立を乗り越え友情を育むことができないか」と考えて提案し、実現しました。彼らを温かく迎え入れた山下先生は、「柔道では戦う相手は敵ではない、畳の上ではお互いを尊重し、一緒に技と心を学び、お互いを磨き高めることが大切なのです」と、語り伝えたのです。
約2週間の滞在でしたが、少年たちの表情も和らいできたように見えました。NPO法人の活動方針は、「柔道・友情・平和」です。このモットーは、望星学塾創立者の松前重義先生がIJF会長のときに掲げたもの。本塾も、この志を継承し、活動の輪を広げたいと思います。

 

松前柔道塾の方針・指導者・クラス

 柔道は礼節を重んじる日本の伝統的スポーツです。松前柔道塾 では、勝負(競う)、体育(身体を丈夫にする)、修心(心を鍛える)の 3つの教育目標をもとに、個性あふれる明るい青少年の育成と、多 くの方に親しんでいただく生涯柔道の実践をめざします。

 

キッズ柔道教室
クリーン運動
親子柔道教室

 

試合 市民柔道大会や東京都の大会に出場します。
(平成19・20年 全国選抜少年柔道大会準優勝)
昇級 帯の色が変わります。
地域社会奉仕 三鷹駅北口から塾までの清掃(毎月1回)
礼法 挨拶の習慣を身につけます
講義 柔道の知識や、外国の柔道・文化の話など数多く開催。
国際性 国際交流を積極的に進め、国際性を養う。
※国際親善週間の実施、海外の柔道選手を受け入れ、柔道を通した国際交流に努める。
ふれ合い 夏期学校、スキー教室など野外活動を通じて、自然と触れ合います。親子柔道教室も開催。


松前柔道塾の役員・指導者

松前柔道塾の役員・教師一覧 東京松前柔道塾
名誉塾長 松前 達郎 指導員 浅香 夕海
塾長 橋本 敏明  〃 蓮見 恵太
教師 中條 依久雄 学生指導員 勝長 誠
 〃 山口 輝義  〃 古川 太一
 〃 北田 晃三    
 〃 宇津 浩    
 〃 朝比奈 竜真    
トレーニングコーチ 小野 祐希    
顧問 佐藤 宣践    
師範 白瀬 英春    
 〃 柏崎 克彦    
 〃 山下 泰裕    
 〃 中西 英敏    
講師 関口 弥太郎    
 〃 恩田 哲也    
 〃 山田 利彦    
 〃 上水 研一朗    
 〃 岩川 武久    
 〃 井上 康生    
 〃 塚田 真希    


松前柔道塾のクラス・曜日・時間帯

クラス 曜 日 時 間
クラス I  対象:小学校低学年(小1〜小3) 月・火・木・金 16:00〜17:10
クラス II 対象:小学校高学年(小4〜小6) 月・火・木・金 17:20〜18:50
クラス III  対象:中学・高校・一般・望星クラブ 19:00〜20:00
火・木・金 19:00〜20:30

 

−松前少年柔道塾開塾−

 

昭和51年5月5日子供の日、松前少年柔道塾の開塾式は、午後3時大きな鯉のぼりがはためく下、松前重義名誉塾長の手で、道場開きのテープカットが行われた。来賓、柔道関係者が多数列席する中、新しい青畳の上を、豆柔道家36名が緊張した面持ちで入場した。正面にかかった名誉塾長の書、「忍耐、練達、希望」の額と鎧兜を前に、松前達郎塾長の開式の辞、松前重義名誉塾長の開塾の辞、来賓の祝辞、師範の紹介があり、36名の新しい塾生を代表して高橋億吉君(当時3年生)が入塾の誓いを読み上げた。
松前重義名誉塾長は、松前少年柔道塾開塾にあたり、次のように語っている。「私が今日まで元気で、大学のことをやる、世の中のことに奔走することができるのは、青少年時代に柔道で体を鍛えたからであって、心から感謝している。私は、小さな子供の時代から体を鍛えて礼儀正しい、頑健な、強い精神力をもった明るい子供の育成のために、記念すべきかっての望星学塾の館を改造し、子供達の柔道研修のために開放することにしたのである。」松前少年柔道塾の歴史が始まる第一歩が踏み出された。

 

 

−青空道場と塾生達の憩いの場−

昭和56年新館が落成する前の敷地中庭広場は、当時の塾生達にとって絶好の遊び場と子供達のコミュニケーションの憩いの場所であった。
垣根に囲まれ、柳の垂れ下がる土の広場、記念館の49畳の道場で練習が終わると、塾生たちは家に帰らず1人2人・・・そして最後に15〜16人集まり、ガヤガヤ・・・ワイワイと議論しあい、その結果、野球、キックベース、ドッチボールと子供達のルールでゲームが展開され、柔道をやってる時間以上に真剣な目つきそして思い切って体を動かす・・・そこに子供たちの自主的な活動によって良い人間関係と互いの理解ができたのではなかろうか。
また、この塾生たちの憩いの場が、昭和52年〜昭和56年までの開塾記念式典の発表会そして親善対抗試合が行われる青空道場の場所となった。

 

−新館落成−

木造の記念館49畳の道場から、2階建てのスプリングのきいた105畳の冷暖房付きの柔道場が昭和56年9月にオープンした。
柔道場の建てられた所は、塾生達の絶好の遊び場であった中庭広場に建てられ、この新館は、「望星学塾」と名付けられた。柔道塾とともに、スポーツ健康教室、カルチャー教室、望星講座等地域の人たちの生涯学習の場ともなった。また、旧道場は松前重義先生の思想や精神を永く伝える記念館として活動が続けられる事になった。

 

 

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